約1か月ぶりの米女子ツアー、アブネットLPGAクラシック（現地時間28日?5月1日、アラバマ州、RTJゴルフトレイル）にロレックスランキング（女子世界ランキング）トップ10のうち9人が顔を揃える。

　ステイシー・ルイス（米）のメジャー初優勝で幕を閉じた今季のメジャー大会初戦、クラフト・ナビスコ選手権以来、約1か月間、同ツアーは試合がなかった。選手たちは日本でプレーしたり、練習したり、束の間の休息を家族と過ごしたりと様々に過ごしてきて、久々の戦いに目を輝かせている。

　昨年まではベル・マイクロLPGAクラシックとして行われていたが、スポンサーが交代して今年は開催される。ヤニ・ツェン（台）を始めとするトップランクのプレーヤーたちは、ディフェンディング・チャンピオンとして日本ツアーのサイバーエージェント レディスゴルフトーナメントに出場する同ランク2位の申智愛（韓）以外は全員が参戦。6位の宮里藍、3位のクリスティー・カー（米）、4位のナ・エン・チョイ（韓）ら全員がやる気満々でいる。

　中でも燃えているのが、昨年3人でのプレーオフの末、ホール・オブ・フェイマーの朴セリ（韓）に勝利を奪われた同ランク5位のスーザン・ピーターセン（ノルウェー）だ。昨年の雪辱と今季初優勝に全力を注ぐ。

　また、すでに今季2週連続優勝を飾っているホール・オブ・フェイマーのカリー・ウェブ（豪）や、スポンサー推薦で出場する16歳のアレクシス・トンプソン（米）など話題には事欠かない。

　尚、日本勢は他に、宮里美香と18歳のルーキー、野村敏京が参戦する。