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やっぱりアドレスが大事!コスリ球や引っ掛けしない強弾道ドローボールを打つ方法

2021年9月1日(水)午後1:14

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 ドライバーで大きな飛距離を獲得するために、右足体重にして右肩も下げ、アッパーブローで打つ体勢を整えた。しかし、思ったほど飛距離が伸びないだけでなく、コスリ球や引っかけなどミスも出始めた。そんな人もいるのではないでしょうか。

 どこに問題があるのか? このような症状を持つゴルファーの中には、アドレスに大きな問題があるケースがあります。

 その問題とは、アドレス時に右サイドに体重を乗せようとするあまり、最初から腰が右側に流れてしまっていて、正面から構えを見た場合、腰だけが右側にでているように見えるケースです。

 このような構えになると、一見、右に体重が乗っているように見えますが、バックスイングで右股関節に体重を乗せることができなくなってしまいます。

 また、そのままクラブを上げていくと、体重が乗らない上にトップでは軸が左に傾く、いわゆるリバースピボットの形になってしまい、ダウンスイングではアウトサイドインの軌道になりやすくなります。その結果、コスリ球も出れば引っかけも出てしまうということになるのです。

 これを修正するためには、右腰のズレを直せばいいのですが、腰を左にズラすというような乱暴な直し方ではなく、きちんと手順を踏んでやりましょう。

 まず、スタンス幅を極端に狭くして真っ直ぐ立ちます。スタンスが狭いと両肩のラインも地面と平行になりますがそれでOKです。

 次に剣道の竹刀を構えるように胸の前でクラブを持ちます。そして、ヘッドを真っ直ぐ前に突き出した状態から前傾して、ヘッドをボールのところに置きます。

 ヘッドを置いたら、左足はそのまま動かさないで右足だけを右に動かして、スタンス幅を、いつもドライバーショットを打つときにとっている幅に広げます。これでアドレスは完了です。このようにして構えると、軸は右に傾き、右肩も下がりますが、腰が右側に出ることはありません。

 また、腰が右に流れていないので、右股関節にしっかり体重が乗って体が回りやすくなり、トップでも軸が左に傾くことはなく、クラブもオンプレーンに上がるので、特に意識しなくてもダウンスイングではクラブがインサイドから下りてきます。

 もしコスリ球や引っかけが出始めたら、この手順で構えを作ってください。ミスが修正できるだけでなく、より強い弾道になって飛距離も確実に伸びるはずです。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、竹村真琴プロ、萩原菜乃花さん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#178より
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