14歳のアマチュア、アレクシス・トンプソン（米）がツアー初優勝に向けて最高のスタートを切った。

　米女子ツアーのナビスターLPGAクラシック（アラバマ州RTJゴルフトレイル）は現地時間1日、第1ラウンドの競技を行った。将来を嘱望されている注目のトンプソンは、15番までに8バーディの猛攻を披露。最終18番こそボギーを叩いたものの、7アンダー65で回り首位のジャニス・ムーディ（スコットランド）に1打差の単独2位につけた。

　2007年の全米女子オープンでは、史上最年少の12歳で予選突破を果たし注目を集めたトンプソン。今回も百戦錬磨の選手が揃うトップツアーでの好スコアに自信を深めている。

　首位に2打差の3位タイには、注目のミッシェル・ウィー（米）と女子世界ランキングNo.1のロレーナ・オチョア（メキシコ）ら実力者がピタリ。特に今季16試合に出場してSBSオープン at タートルベイの2位を始め、6試合でトップ10入りしているウィーは、勝ちたい気持ちでいっぱい。「しばらく学校に通っていて、いい時間を過ごした。またツアーでもプレーができると思うととてもうれしい」と大会前にはすっかりリフレッシュしたことを明かしており、笑顔でのプレーが印象的。残り3日間が楽しみだ。

　また、先週のCVS/ファーマシーLPGAチャレンジでおよそ6年ぶりの復活優勝を飾ったソフィ・グスタフソン（スウェーデン）は、2アンダー70で41位タイとやや出遅れた。

　なお、日本勢は出場していない。