国内女子
鈴木愛「こんなに長く優勝できないとは思っていなかった」 約1年8か月ぶりの勝利
2021年7月5日(月)午後1:50
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鈴木愛が国内女子ツアーの資生堂 レディスオープン(神奈川県/戸塚カントリー倶楽部)で約1年8か月ぶりとなるツアー通算17勝目を手にした。
―優勝した今の率直な気持ちは
こんなに長く優勝できないとは思っていませんでした。練習しても上手くいかないと思っていましたが、最後の2ホールは1メートルのパーパットが残り、練習してきたからこそ打てたパットだったので、本当に練習してきて良かったと思いました。
―これまでの優勝とは違う
今までは何となく上手くいっていた感じでした。昨年もコロナの影響で6月まで試合がなく、始まってからも「すぐ勝てるんじゃないか」と思っていたので、ここまで勝てないとは思ってもいなかったです。
今年に入ってからも「早めに勝てるかな」と思っていましたが、良いゴルフも以前よりかなり減り、自信がなく、リーダーボードもあまり見ていなかったです。「何が悪いんだろう」、「どうやったら上手くいくのだろう」と自分でも分からなかったですし、キャディさんに相談しても答えが見つからず、色々と模索しながらやっていました。
ようやく勝ち取った1勝で、この1勝が今後に大きく変わる何かになったと思います。
―自信を持てたキッカケは
今週は友人がキャディでした。今までは風を気にしすぎていて、吹いてもいないのに「風はどっちですか?」と神経質になりすぎていました。練習ラウンドは友人と相談しながら回り、シンプルに考えられるようになりました。無駄なくシンプルにできたので、友人だったからこそ何も考えず集中してできたのだと思います。
―キャディさんとの関係は
中学校からの友人で、お互いの家に行き来しながらゴルフに行ったりしていました。会うのは高校を卒業して以来でしたが、連絡は取っていました。以前(キャディを)お願いしたこともありましたが、その時はタイミングが合いませんでいた。ようやく実現して本当に楽しく回れたので、かなりプラスだったと思います。
―キャディを頼みたかった理由は
前からお願いしたいと思っていました。彼女は今プロテストを受けていて、お互い上手くいかないという相談をラウンド中に話せたので、「昔はこういう風にゴルフをしていたよね」と色々な話ができました。あまり神経質にならずに、お互いの苦労話を楽しく話していました。昔からの友人だったからこそ話せたんじゃないかなと思います。
―優勝して込み上げてきた感情について
優勝争い自体も少なかったですし、2日目までは良くても、日曜日の後半で優勝争いに絡むゴルフができませんでいた。もちろん実力不足ではありますが、「何をどう直せば上手くいくのだろう?」と足りないことが多すぎました。
自分ではかなり振っているイメージでしたが、「全然振れていない」とキャディに言われたり、自分の感覚と見ている人との誤差がありすぎて、修正の仕方が分からなかったです。模索が続いていたので、やっと泥沼から抜け出せたというのが強いです。
―優勝への意識はどのぐらいあったか
あまり考えていなかったです。ラッキーな16番のイーグルもありましたし、17番、18番はそんなにバーディが出るホールではないので、自分もボギーを叩く可能性もありました。ティーショットをフェアウェイに置くことを考えていて、最後はクリアすることができました。
―優勝を意識した瞬間について
リーダーボードを見ていなかったので、ガッツリ見たのは17番のグリーンです。そこまでは全然見ていなかったです。
―印象に残っている最終日のプレーやホールは
17番です。16番で奇跡的にイーグルが来て、バーディやイーグルを獲った後は緊張します。17番は練習ラウンドで1回もフェアウェイに行かなかったので、実はちょっと苦手としていたホールでした。
パーオンはできたのですが、下からの重いパットを打ち切れず1.5メートルほど残ってしまいました。このパットを入れなかったらまた負けるし、負の連鎖が始まると思ったので、パーパットは緩めずにしっかり打ちました。そのパットがあったからこそ18番も入ったと思うので、17番のパーパットは凄く大きかったです。
―今後の目標について
結果を求めすぎていて、自分でゴルフを難しくしていたので、あまり考えすぎず、やることを一つに絞ってできたら良いと思うので、残りの試合もゴルフを難しく考えすぎず、シンプルにできたらなと思います。最低でもあと一回は勝てるように頑張ります。
(写真:Getty Images)
―優勝した今の率直な気持ちは
こんなに長く優勝できないとは思っていませんでした。練習しても上手くいかないと思っていましたが、最後の2ホールは1メートルのパーパットが残り、練習してきたからこそ打てたパットだったので、本当に練習してきて良かったと思いました。
―これまでの優勝とは違う
今までは何となく上手くいっていた感じでした。昨年もコロナの影響で6月まで試合がなく、始まってからも「すぐ勝てるんじゃないか」と思っていたので、ここまで勝てないとは思ってもいなかったです。
今年に入ってからも「早めに勝てるかな」と思っていましたが、良いゴルフも以前よりかなり減り、自信がなく、リーダーボードもあまり見ていなかったです。「何が悪いんだろう」、「どうやったら上手くいくのだろう」と自分でも分からなかったですし、キャディさんに相談しても答えが見つからず、色々と模索しながらやっていました。
ようやく勝ち取った1勝で、この1勝が今後に大きく変わる何かになったと思います。
―自信を持てたキッカケは
今週は友人がキャディでした。今までは風を気にしすぎていて、吹いてもいないのに「風はどっちですか?」と神経質になりすぎていました。練習ラウンドは友人と相談しながら回り、シンプルに考えられるようになりました。無駄なくシンプルにできたので、友人だったからこそ何も考えず集中してできたのだと思います。
―キャディさんとの関係は
中学校からの友人で、お互いの家に行き来しながらゴルフに行ったりしていました。会うのは高校を卒業して以来でしたが、連絡は取っていました。以前(キャディを)お願いしたこともありましたが、その時はタイミングが合いませんでいた。ようやく実現して本当に楽しく回れたので、かなりプラスだったと思います。
―キャディを頼みたかった理由は
前からお願いしたいと思っていました。彼女は今プロテストを受けていて、お互い上手くいかないという相談をラウンド中に話せたので、「昔はこういう風にゴルフをしていたよね」と色々な話ができました。あまり神経質にならずに、お互いの苦労話を楽しく話していました。昔からの友人だったからこそ話せたんじゃないかなと思います。
―優勝して込み上げてきた感情について
優勝争い自体も少なかったですし、2日目までは良くても、日曜日の後半で優勝争いに絡むゴルフができませんでいた。もちろん実力不足ではありますが、「何をどう直せば上手くいくのだろう?」と足りないことが多すぎました。
自分ではかなり振っているイメージでしたが、「全然振れていない」とキャディに言われたり、自分の感覚と見ている人との誤差がありすぎて、修正の仕方が分からなかったです。模索が続いていたので、やっと泥沼から抜け出せたというのが強いです。
―優勝への意識はどのぐらいあったか
あまり考えていなかったです。ラッキーな16番のイーグルもありましたし、17番、18番はそんなにバーディが出るホールではないので、自分もボギーを叩く可能性もありました。ティーショットをフェアウェイに置くことを考えていて、最後はクリアすることができました。
―優勝を意識した瞬間について
リーダーボードを見ていなかったので、ガッツリ見たのは17番のグリーンです。そこまでは全然見ていなかったです。
―印象に残っている最終日のプレーやホールは
17番です。16番で奇跡的にイーグルが来て、バーディやイーグルを獲った後は緊張します。17番は練習ラウンドで1回もフェアウェイに行かなかったので、実はちょっと苦手としていたホールでした。
パーオンはできたのですが、下からの重いパットを打ち切れず1.5メートルほど残ってしまいました。このパットを入れなかったらまた負けるし、負の連鎖が始まると思ったので、パーパットは緩めずにしっかり打ちました。そのパットがあったからこそ18番も入ったと思うので、17番のパーパットは凄く大きかったです。
―今後の目標について
結果を求めすぎていて、自分でゴルフを難しくしていたので、あまり考えすぎず、やることを一つに絞ってできたら良いと思うので、残りの試合もゴルフを難しく考えすぎず、シンプルにできたらなと思います。最低でもあと一回は勝てるように頑張ります。
(写真:Getty Images)
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