ビッグタイトル奪取に期待がかかる宮里藍だが、現地時間1日に行われた米女子ツアーの今季メジャー初戦クラフト・ナビスコ選手権（カリフォルニア州ミッション・ヒルズCC）第1ラウンドから出遅れてしまった。

　開幕戦から2連勝したことで、先週のキア・クラシックでは史上初の3連勝に注目が集まったが、残念ながら39位タイに沈黙。それでも逆に重圧から逃れられ、今大会にはリラックスして臨んでいた。

　しかし、ミッション・ヒルズは例年以上の降雨のため、ラフが伸び難易度を増している。10番からスタートしてスコアカード通りのプレーを続けていたものの、17番パー3でボギーが先行。折り返してからも我慢を重ねたものの、6番パー4で2つ目のボギーを叩いてしまった。

　フェアウェイをとらえたのが14ホール中10ホール、パーオンしたのも18ホール中わずか10ホールとショットが今ひとつ。さらに30パットとグリーン上でも苦しみ、2オーバー74でホールアウト。首位のスーザン・ピーターセン（ノルウェー）と7打差の51位タイで、2日目以降の巻き返しに期待がかかる。