今季最初のメジャー大会に日本勢7人が集結する。

　米女子ツアーのクラフト・ナビスコ選手権は現地時間1日、カリフォルニア州ミッション・ヒルズCCを舞台に開幕。初戦から2連勝を飾り、同ツアーを引っ張る宮里藍を筆頭に日本から実力者たちが出場し、樋口久子に続く日本人2人目のメジャー優勝を狙う。

　ホンダPTT LPGAタイランド、HSBC女子チャンピオンズの2試合を制した宮里（藍）は、3戦目のキア・クラシックこそ39位タイと平凡な結果に終わったが、ツアーの今季の顔であることに変わりはなく、もちろん大会優勝候補の一角に目されている。

　また、先週粘り強いゴルフで24位タイに入った上田桃子もメジャー初優勝を目論んでいる。目標が大きければ大きいほど燃えるタイプの上、2年間の米ツアー生活で忍耐強さも身につけており、大一番でも高い集中力を発揮してくれるはずだ。

　国内ツアー賞金女王の横峯さくら、諸見里しのぶ、有村智恵、三塚優子も国内ツアーから参戦。いずれもすでに今季は海外で試合を経験しており、もちろんターゲットは優勝だ。米ツアー2年目の宮里美香を含めた日本勢全員に優勝のチャンスがあるだけに、メジャー大会に注目したい。