欧州ツアーで8度の賞金王に輝いているコリン・モンゴメリー（スコットランド）が、オーガスタ行きの切符を獲得するために燃えている。

　全盛期の90年代には“メジャーに最も近い男”と呼ばれ、実際全米オープンでは3人プレーオフとなった94年、97年と、いずれもアーニー・エルス（米）に優勝をさらわれたものの、2位となっているが、今年のマスターズ出場権は獲得できていない。だが、マスターズ直前に世界ランキング50位以内に入れば、ギリギリでマスターズ出場がかなうとあって、必死の戦いを続けているのだ。

　その甲斐あって、65位だった世界ランキングが、前週の欧州ツアー、コマーシャルバンク・カタール・マスターズ終了後には57位にまでアップ。今週のドバイ・デザート・クラシックで良い成績を残せれば、オーガスタへの道が開けそうだとあって「トップ10に入るために、このまま頑張りたい」と、集中力を高めている。