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谷口が2度目の賞金王に輝く! 優勝はB.ジョーンズ

2007年12月2日(日)午前0:00

 谷口徹が5年ぶりのビッグタイトルを手に入れた。

 国内男子ツアーの今季最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップ(東京・東京よみうりCC)は2日、最終ラウンドの競技を終了。前週まで賞金ランク首位の谷口が通算10アンダー単独2位でフィニッシュし、02年以来2度目の賞金王に輝いた。9アンダー61と大爆発したブレンダン・ジョーンズ(豪)が、通算11アンダーで優勝。注目の石川遼(杉並学院高校1年)は通算7オーバー24位タイだった。

 通算5アンダー3位タイで出た谷口は、前半で4つのバーディを奪取。11番でスコアを1つ落としたが、15番でチップインバーディ、17番パー5で3打目のアプローチを寄せて楽々バーディを獲った。5アンダー65で回り、最後まで勝利をあきらめない姿勢を見せたが、勝ったジョーンズには1打届かず、通算10アンダー2位。その結果、最後まで争った同ランク2位の片山晋呉(15位タイ)を振り切り、谷口が今季の賞金王のタイトルを獲得した。

 一方、優勝したジョーンズは通算2アンダー12位タイからスタート。前半でスコアを3つ伸ばし、リーダーボードを駆け上がっていくと、後半は6バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフを披露した。最終ラウンドは10バーディ(1ボギー)を量産し、「人生で最高のゴルフ」で9アンダー61のコースレコードをマーク。通算11アンダーでつるやオープンゴルフトーナメント、三井住友VISA太平洋マスターズに続く今季3勝目、通算8勝目を飾った。

 また、石川は第3ラウンド終了時で通算6オーバー23位。最終日は前半を1バーディ、1ボギーのパープレーでラウンドし、後半は17番までにスコアを2つ落とした。しかし、最終18番パー3でティーショットをチャンスにつけ、バーディパットを決めた。3バーディ、4ボギーの1オーバー71でホールアウトし、通算7オーバー24位タイ。5月のマンシングウェアオープンKSBカップを史上最年少で制し、アマチュアで史上初めて今大会に出場するなど、ツアーの歴史を動かした今季を締めくくった。
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