国内女子ツアーのアクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2021で3年ぶりツアー通算2勝目を挙げた岡山絵里が同大会を振り返った。

―3年ぶりのツアー優勝を挙げた今の気持ちは

　今年始まって、割と早い段階で2勝目を挙げられたので凄くホッとしている気持ちと嬉しい気持ちです。

―優勝が決まった瞬間の涙の意味は？

　（優勝まで）長かったなという涙です。

―SNSに上げていたトレーニングなど、前回の優勝から今回までどの様に過ごしていたか

　昨年はショットが悪く自分のゴルフがダメになり苦しんで、一昨年は優勝が出来そうで出来ない自分に凄くイラ立っていましたし、焦っていました。精神的には昨年の方が一昨年よりも成長していました。

―その期間に何か気持ちの変化などはあったか

　昨年の11月くらいから南秀樹コーチに変わって、パターなどを習っていますが、それが一番大きかったです。

―南コーチについて

　技術面はもちろん、精神的にもどの様な選手になりたいかなど志を私に持たしてくれたので、気持ちは凄く変わりました。

―その時に決めた志は

　自分がどの様なゴルファーになりたいかは考えたことが無くて、それを考えた時に技術面でも強いゴルファーになりたいと思いました。

―5打差で迎えた最終日のゲームプランについて

　南さんから「6アンダー、最低でも4アンダーを目指してプレーしなさい」と言われていたので、それだけを自分に言い聞かせてプレーしていました。

―優勝を意識した瞬間は

　17番くらいです。ピンを狙いに行こうと思ったのですが、まだ決める所ではないと思いパーセーブし、18番で絶対にバーディを獲るという気持ちでやっていました。

―優勝できた一番の要因は

　パターです。

―優勝が決まった瞬間について

　ロッカールームで南さんと電話していて、お互い泣いていました。

―優勝のご褒美などは決めているか

　ご褒美を事前に買っていて、アメ車を買いました。それを自分のやる気にしようと思い、シボレーのカマロを買いました。

　2年くらいずっと欲しくて我慢していたのですが、南さんに相談したら「買えるだろ。買いなさい。好きなものを買ってそれで頑張りなさい」と言われ、父にも相談したら「それで頑張れるなら買え」って言われたので買いました。今月納車されます。

―今後の目標は

　なるべく早く3勝目を挙げることだけを考えてやっていきます。