世界ランクでアメリカ勢最高位の4位につけるスティーブ・ストリッカー（米）の故障が、頸部ヘルニアであることが現地28日に明らかになった。

　フェデックスカップポイントランク18位で米男子ツアー、プレーオフシリーズ最終戦のザ・ツアー選手権を終えたストリッカーだが、違和感があることからMRI検査を受けていた。ストリッカーのマネージャーであるIMGのジョン・ヒートン氏によると、ストリッカーは左腕に力が入らないものの、痛みはないということだ。

　今後の治療方法については医師と相談することになるそうだが、ここで問題となるのは11月のザ・プレジデンツカップ（現地時間17?20日／豪州、ロイヤル・メルボルンGC）だ。米国チームの一員としてストリッカーは大きな存在だが、プレーするかどうかは未定となっている。

　米国チームのフレッド・カプルス主将は、ストリッカーが出場出来ない場合、今季全米プロゴルフ選手権を制したキーガン・ブラッドリー（米）を代役にすると話している。