ベテランのパット・ハースト（米）が、まだまだ全力でツアーに臨んでいることを打ち明けた。

　前週の米女子ツアー、マスターカード・クラシックで06年以来となる通算6勝目をマーク。そのため、今週開催されるJゴルフ・フェニックスLPGAインターナショナル（現地時間26日開幕、アリゾナ州フェニックス、パパゴGC）で大会直前の記者会見に出席した。

　その席で「歳をとって以前と何が違うのか」と問われたときのことだ。2人の子供の母でもあるハーストは「自宅には素晴らしいサポートシステムが整っているから、自分の思うようにツアーを戦えて何の問題もない。後何年残されているかを考えると、一生懸命プレーする気持ちになる。子供達はママが何をしてきたのかをわかってくれているから、常に100％でいたい。75％ではイヤ」と相変わらず元気いっぱいだ。

　次週に控えたメジャー今季初戦、クラフト・ナビスコ選手権は98年に優勝を経験しているだけに、今の勢いでもう一度勝とうと意欲を見せている。