来季米女子ツアーの出場権を争うファイナル・クオリファイング・トーナメント（QT）は現地時間7日、フロリダ州デイトナビーチのLPGAインターナショナル、チャンピオンズCで行われ、72ホールの戦いに生き残った72人が激突した。

　目指すはトップ20に与えられるフル参戦権。日本勢2人は、ギリギリで決勝ラウンドにコマを進めたため爆発的なスコアを出すしかない状況。だが世界の舞台は甘くはなかった。いいスタートを切りながら第3ラウンドで77、第4ラウンドで76と失速した三塚優子は、2つスコアを縮めたが、それでも通算7オーバー55位。ハワイ在住の金子絢香も、通算8オーバーで58位。どちらもフル参戦権どころか、40位までに入れば手にすることができる“準シード”にすら手が届かず大会を終えた。

　トップ通過は通算9アンダーのアマンダ・ブルーメンハースト（米）で、他19名が来季フル参戦権を手にしている。