米女子ツアー開幕戦のホンダPTT LPGAタイランドでツアー2勝目を飾った宮里藍が、米国時間22日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で、8位から4位へと大きく順位を上げた。

　最終日にコースレコードタイの9アンダー63を叩き出し、スーザン・ピーターセン（ノルウェー）との6打差を逆転。幸先のいいシーズンをスタートさせた宮里は、その力を誇示するかのようにヤニ・ツェン（台）、クリスティー・カー（米）、アンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）、ポーラ・クリーマー（米）ら実力者をゴボウ抜き。同ランク1位ロレーナ・オチョア（メキシコ）、2位申智愛（韓）、3位ピーターセンに続く順位まで浮上し、存在感を示した。

　他日本勢は、昨季国内ツアー賞金女王・横峯さくらが14位から15位に、諸見里しのぶが17位から18位にそれぞれランクダウン。対照的にホンダPTTで6位タイに入った上田桃子が27位から25位に順位を上げている。