国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディスオープンで優勝し、賞金女王争いに生き残った有村智恵が、米国時間24日発表のゴルフの最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）で7ランクアップ。22位に浮上した。

　フルフィールド最終戦という土壇場での今季5勝目。逆転で賞金女王になるには、最終戦優勝が絶対条件だが、諸見里しのぶ vs. 横峯さくらの一騎打ちになりかけていたタイトルレースに割って入ることになったのは事実。22歳の誕生日を最高のかたちで飾った有村が、世界ランクでも更なるランクアップの気配を漂わせている。

　1位ロレーナ・オチョア（メキシコ）、2位申智愛（韓）、3位スーザン・ピーターセン（ノルウェー）の上位3人に変動はない。クリスティー・カー（米）が4位、ヤニ・ツェン（台）が5位とそれぞれ1ランクアップ。ポーラ・クリーマー（米）が2ランクダウンして6位となっている。

　また他の日本勢では、宮里藍が9位、横峯が15位、諸見里が17位となっている。