米男子ツアーのフォールシリーズ第2戦、フライズ・ドットコム・オープンで6ホールにも及ぶプレーオフを制して初優勝を飾ったブライス・モルダー（米）が、米国時間10日発表の最新世界ランキングで155位から108位へと躍進した。

　首位が目まぐるしく入れ替わる大激戦の末、モルダーとプレーオフを演じ、惜しくも敗れて単独2位に終わったブライニー・バード（米）は、413位から269位へと大きくジャンプアップしている。

　また、欧州ツアーのマドリード・マスターズで33歳にして嬉しいツアー初Vを果たしたリー・スラッテリー（英）も、163ランクアップして165位に浮上。ワンアジアツアーのコロン韓国オープンでプロ転向後初タイトルを獲得したリッキー・ファウラー（米）は、36位から24位へと順位を上げた。

　1位ルーク・ドナルド（英）、2位リー・ウェストウッド（英）、3位ローリー・マキロイ（北アイルランド）の上位陣に変動はなく、フォールシリーズに出場しながら30位タイと平凡な成績に終わったかつての世界ランクNo.1タイガー・ウッズ（米）は、51位から52位へと後退した。

　日本勢は、石川遼が46位と前週までと同じ位置にいるが、池田勇太は1つ順位を上げて66位となった。また、国内男子ツアー、キヤノンオープンで9年ぶりの優勝を飾った久保谷健一は、129人を抜いて224位へとジャンプアップしている。