米女子ツアーのロッテ選手権が現地時間12日、ハワイのコオリナGCを舞台に開幕。日本勢は2012年覇者の宮里藍、野村敏京ら7人が出場する。

　第1回大会を制し、初代女王となったのが宮里で、後続に4打差をつけ通算12アンダーで優勝を果たした。今季は4試合に出場し、最高位フィニッシュはANAインスピレーションの40位タイで、1試合は予選落ちと、上位争いに絡むプレーはまだ見られていないが、初代女王としての底力を見せて欲しい。また、ロレックスランキング（女子世界ランキング）22位の野村は2016年4月に開催されたスインギング・スカートLPGAクラシック以来のツアー3勝目を目指す。

　その他、宮里美香、横峯さくら、畑岡奈紗、上原彩子、アマチュアの山口すず夏も上位進出を目指してフィールド入りした。

　昨季大会では、イ・ミンジ（豪）が最終日に「64」のビッグスコアを叩き出し優勝。今季は2週前に開催された女子メジャー初戦 ANAインスピレーションで3位タイ、現在世界ランキング18位と、大会連覇に期待がかかる。

　世界ランキング上位では、1位リディア・コ（ニュージーランド）、2位リュウ・ソヨン（韓）、3位アリヤ・ジュダヌガーン（タイ）らが参戦し、2014年覇者のミッシェル・ウィー（米）は約3年ぶりの優勝を目指す。