今季メジャー第3戦、第140回全英オープンの裏で、熾烈なサバイバルレースが展開されそうだ。メジャーと同週に開催されることになった米男子ツアー、バイキング・クラシック（現地時間14?17日、ミシシッピ州アナンデールGC）は、全英オープン出場権のない選手たちによって激しい戦いが繰り広げられる。

　昨年まではフェデックスカップレーオフが終わった後のフォールシリーズとして行われていた大会だったが、今年からスケジュールが変わり全英オープンの裏大会になった。これにより、今大会の成績はフェデックスカップ・ポイントに加算されることになる。ビッグネームたちがメジャーの戦場に旅立っている間に、プレーオフ出場に向けてポイントを稼ぐチャンスというわけだ。

　今大会でどれだけ賞金とポイントを稼げるか。全米オープン優勝経験のあるリー・ジャンセン（米）、マーク・ブルックス（米）などのベテランや今田竜二、トミー・ゲイニー（米）、ヒース・スローカム（米）、ウィル・マッケンジー（米）ら、勝利を渇望する者たちが激突する。