全英オープンと同週開催の米男子ツアー、バイキング・クラシック（現地時間14日／ミシシッピ州、アナンデールGC）の第1ラウンドは誰もが暑さと戦う1日となったが、ティム・ペトロビック（米）を始め、ジョン・マリンガー（米）、ブレンドン・デ・ヨング（ジンバブエ）、ピーター・ロナード（豪）、カン・スンホン（韓）、ロバート・ゲイツ（米）の6人が首位タイに並んだ。

　そんな猛暑の中での戦いを、ペトロビックが涼しい顔でプレー。「今日みたいなショットが打てて、今日みたいにパットが入れば、汗なんてかかないよ」と不敵な笑みを浮かべている。

　ここ数日続いていた雷雨がバミューダ芝をやわらかくしており、リフト＆クリーンのルールが適用されたため、好スコアが続出。ケニー・ペリー（米）、トロイ・マッテソン（米）ら10人が1打差で追走し、さらに1打遅れてリー・ジャンセン（米）、トミー・ゲイニー（米）らが追っている。

　全英オープンに出場できない選手が中心のサバイバルレース。今田竜二も出場しているが、フロントナインで1バーディ、1ボギー、2ダブルボギーの5オーバーと苦しいスタート。それでも、バックナインに入って4連続バーディを含む6バーディで何とか1アンダー71まで巻き返したが、初日は83位タイと出遅れてしまった。