【おさらいゴルフ新ルール】「打っても打っても出ない・・・」砂地獄に救いの手!バンカーでのアンプレヤブル
2019年11月26日(火)午後5:24
2019年、ゴルフ界に起きた大きなニュースのひとつに、ゴルフ規則の大幅な変更がありました。年末コンペシーズンを前に、プレー時間の短縮やゴルフの普及を目的としたルール変更の内容についていくつかご紹介します。今回はバンカーでのアンプレヤブル(unplayable)についてです。
初心者にはありがたい2罰打での救済方法
アンプレヤブルとは、ペナルティエリア内にある場合を除き、ボールが木の根元や植え込みの中などそのままではプレーができない場合、罰打を加えて後方に下がるなどの救済を受けることができる処置をいいます。
バンカー内のアンプレヤブルは、元の場所から打ち直す処置を除き、同じバンカー内にドロップする必要がありましたが、新ルールでは2罰打でバンカーの外にドロップすることができるようになりました。
まず、従来からの規則であった1罰打のアンプレアブルは、3箇所からの選択となります。1つ目は、元の位置から1クラブレングス以内のところにドロップ(打ち直し)、2つ目はボールとホールの後方線上に起点を決めホールに近づかない1クラブレングス以内のところにドロップ、3つ目はボールからホールに近づかない2クラブレングスのところにドロップとなります。
続いては新しいルールでの処置です。2罰打のアンプレヤブルは、ボールとホールを結ぶ線上でバンカーの後方で起点を決め、1クラブレングス以内にドロップします。
バンカーから出すことができる新しいルールは、初心者ゴルファーにとってはありがたいですね。
※規則の詳細は日本ゴルフ協会発行の「ゴルフ規則書」をご参照ください。
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