M.クーチャー&H.イングリッシュ組記録的圧勝!
2013年12月16日(月)午前10:51
初日から首位を走ったマット・クーチャー&ハリス・イングリッシュ(ともに米)組が記録的大勝を収めた。
ゴルフ界のカリスマ、グレッグ・ノーマン(豪)がホストを務め、トッププレーヤー24人が集結して2人1組で激突するオフシーズン恒例のチャリティイベント、フランクリン・テンプルトン・シュートアウトが現地時間15日、フロリダ州のチバロンGCを舞台にスクランブル方式(2人がティーショットを打ち、良い方のボールを採用。そこからまた2人が第2打を打ち、良い方を選択して進む)による最終ラウンドの競技を行い、14アンダー58の爆発的スコアをマークしたクーチャー&イングリッシュ組が通算34アンダーで逃げ切って優勝を飾った。
3日間それぞれ違う方式で競われる本大会。初日のモディファイドオルタネート方式(2人がそれぞれティーショットを打ち、良かった方のボールを選択。選択されなかった方のプレーヤーが2打目を打ち、交互にプレーする)で8アンダー、2日目のベターボール方式(2人が各々自分のボールでプレーして、良い方のスコアを採用する)で12アンダーと着実にスコアを伸ばした2人は、この日も12組中ベストのスコアを叩き出し、単独2位に入ったレティーフ・グーセン(南ア)&フレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)ペアに7ストロークの大差をつけ圧勝。7打差Vは第1回大会が行われた1989年にカーティス・ストレンジ&マーク・オメーラ(ともに米)組が記録した最大ストローク差優勝記録に並ぶものとなった。
「今週は本当に楽しかった。1年のうちでこれは一番好きな大会のひとつ。チーム戦がもっとあれば良いのに。パートナーに恵まれ良い時間を過ごせた」とクーチャーが言えば、ブラント・スネデカー(米)が故障欠場したため急遽コンビを組むことになったイングリッシュも「リラックスして楽しめた。このイベントに参加出来て本当に良かった」と満面の笑み。ちなみに優勝賞金はひとり当たり38万5,000ドル(約3,900万円)。
連覇が期待されたケニー・ペリー&ショーン・オヘア(ともに米)組は通算23アンダーの単独5位に終わり、イアン・ポルター&リー・ウェストウッド(ともに英)組が通算26アンダー単独3位に食い込んだ。またジョナス・ブリクスト(スウェーデン)と新コンビを組んだ大会ホストのノーマンペアは通算19アンダー8位タイだった。