国内女子
「私たちは“何”世代だったのかな?」服部真夕と諸見里しのぶのラウンジトーク
2019年7月24日(水)午後1:03
CS放送「ゴルフネットワーク」で7月放送中の「ゴルフ真剣勝負 the MATCH」でマッチプレー対戦をした服部真夕と諸見里しのぶが、私服に着替えてラウンジトーク。現在活躍している黄金世代についてや、「もしもプロゴルファーになっていなかったら?」など、様々な話題で盛り上がりました。
諸見里 今の女子プロゴルフ界は勢いのあるフレッシュな選手が多くていいよね。最近、テレビでゴルフ観戦をする機会が増えたんだけど(笑)、彼女たちが楽しそうにゴルフをやっているのを見るとこっちも元気になってくる。見ていて羨ましいなあと思うこともあれば、私もそういうときがあったんだなあと思うときもあるけど。
服部 黄金世代やプラチナ世代と呼ばれている選手は、確かに元気のある子が多くていいですね。ただ、私たちの時代やその前後の世代でも強くて元気のある選手が大勢いたときがあったと思うんですよね。たとえば、(宮里)藍さんとか(横峯)さくらさんたちもすごい世代でしたからね。でも、「○○世代」と呼ばれることはなかった。どうしてでしょうね?
諸見里 そうだよね。今から付けるっていうのも変だしね。
服部 付けるとしたら何になるんだろう?
諸見里 んー、「シルバー世代」とか(笑)? お年寄りの集まりみたい?
服部 黄金、プラチナとくると、そういう感じになっちゃいますよね(笑)。
諸見里 でも、将来有望な選手がたくさん出てきてトーナメントが活気づいているのはいいことだよね。
服部 どの大会も盛り上がっていますもんね。
諸見里 一緒に戦っていても元気をもらえる存在なんで、「私も頑張って付いていきたい」と思う今日この頃です(笑)。
服部 でも、しのぶさんは彼女たちに負けない記録(女子ツアー初となるハーフ9アンダー。2011年のスタンレーレディスでマーク)を持っているじゃないですか。あれ、ギネス記録ですよね。
諸見里 覚えていてくれたの?
服部 覚えているも何も、あのとき私、マーカーでしたから(笑)。
諸見里 あれ? そうだっけ?(笑)。
服部 あの日は一緒にプレーしながら、すっかりギャラリーになってましたもん。あのときは簡単そうにゴルフをしていましたよね。
諸見里 あんまり記憶がないんだけど、あの日は淡々とプレーができたというか。ドライバーをここに打って、セカンドでこのあたりに乗せたらバーディーね、みたいな感じだったな。
服部 どこから打っても入るって感じでした。
諸見里 ただ、あのあとがね。優勝がちらついた瞬間に失速しちゃって。私の中では前半の27よりも後半の37のほうが記憶に残っているんだよね(笑)。
服部 でもあの記録はすごいですよ。
諸見里 自分でもすごいと思う。黄金世代の人が、“6連続バーディー”と騒がれても、『私は9ホールのギネス保持者よ』って威張れるもんね(笑)。でも、そのうちに塗り替えられちゃうんだろうな。
服部 いやいや、あの記録は超えられないですよ。絶対に無理ですよ。
諸見里 そういえば私、真夕ちゃんのホールインワン(2008年のNEC軽井沢72ゴルフ)もすごく記憶に残っているんだよね。
服部 えっ!? あのときしのぶさんと一緒に回っていました?
諸見里 一緒だったよ(笑)。私、試合でホールインワンをやったことがないもんで、真夕ちゃんのホールインワンを見て自分のことのように興奮してハイタッチしたのを覚えているもん。
服部 そういえば、たしかにしのぶさんがいましたね。
諸見里 あれ、いつだっけ?
服部 2008年です。プロ入り2年目だったので良く覚えています。
諸見里 そんな前だっけ? ついこの間のことのような気がするんだけど(笑)。本当に2008年?
服部 はい、間違いなく11年前です(笑)。
黄金世代の活躍は元気をもらえるけど、私たちもなかなか凄かったゾ!
諸見里 今の女子プロゴルフ界は勢いのあるフレッシュな選手が多くていいよね。最近、テレビでゴルフ観戦をする機会が増えたんだけど(笑)、彼女たちが楽しそうにゴルフをやっているのを見るとこっちも元気になってくる。見ていて羨ましいなあと思うこともあれば、私もそういうときがあったんだなあと思うときもあるけど。
服部 黄金世代やプラチナ世代と呼ばれている選手は、確かに元気のある子が多くていいですね。ただ、私たちの時代やその前後の世代でも強くて元気のある選手が大勢いたときがあったと思うんですよね。たとえば、(宮里)藍さんとか(横峯)さくらさんたちもすごい世代でしたからね。でも、「○○世代」と呼ばれることはなかった。どうしてでしょうね?
諸見里 そうだよね。今から付けるっていうのも変だしね。
服部 付けるとしたら何になるんだろう?
諸見里 んー、「シルバー世代」とか(笑)? お年寄りの集まりみたい?
服部 黄金、プラチナとくると、そういう感じになっちゃいますよね(笑)。
諸見里 でも、将来有望な選手がたくさん出てきてトーナメントが活気づいているのはいいことだよね。
服部 どの大会も盛り上がっていますもんね。
諸見里 一緒に戦っていても元気をもらえる存在なんで、「私も頑張って付いていきたい」と思う今日この頃です(笑)。
服部 でも、しのぶさんは彼女たちに負けない記録(女子ツアー初となるハーフ9アンダー。2011年のスタンレーレディスでマーク)を持っているじゃないですか。あれ、ギネス記録ですよね。
諸見里 覚えていてくれたの?
服部 覚えているも何も、あのとき私、マーカーでしたから(笑)。
諸見里 あれ? そうだっけ?(笑)。
服部 あの日は一緒にプレーしながら、すっかりギャラリーになってましたもん。あのときは簡単そうにゴルフをしていましたよね。
諸見里 あんまり記憶がないんだけど、あの日は淡々とプレーができたというか。ドライバーをここに打って、セカンドでこのあたりに乗せたらバーディーね、みたいな感じだったな。
服部 どこから打っても入るって感じでした。
諸見里 ただ、あのあとがね。優勝がちらついた瞬間に失速しちゃって。私の中では前半の27よりも後半の37のほうが記憶に残っているんだよね(笑)。
服部 でもあの記録はすごいですよ。
諸見里 自分でもすごいと思う。黄金世代の人が、“6連続バーディー”と騒がれても、『私は9ホールのギネス保持者よ』って威張れるもんね(笑)。でも、そのうちに塗り替えられちゃうんだろうな。
服部 いやいや、あの記録は超えられないですよ。絶対に無理ですよ。
諸見里 そういえば私、真夕ちゃんのホールインワン(2008年のNEC軽井沢72ゴルフ)もすごく記憶に残っているんだよね。
服部 えっ!? あのときしのぶさんと一緒に回っていました?
諸見里 一緒だったよ(笑)。私、試合でホールインワンをやったことがないもんで、真夕ちゃんのホールインワンを見て自分のことのように興奮してハイタッチしたのを覚えているもん。
服部 そういえば、たしかにしのぶさんがいましたね。
諸見里 あれ、いつだっけ?
服部 2008年です。プロ入り2年目だったので良く覚えています。
諸見里 そんな前だっけ? ついこの間のことのような気がするんだけど(笑)。本当に2008年?
服部 はい、間違いなく11年前です(笑)。
もしプロゴルファーになってなかったら?でもやっぱり「ゴルフあっての人生」
諸見里 2人とも必死にもがきながらプロゴルファーを続けているわけだけど、「もしプロになっていなかったら」なんて考えたことある?
服部 私は子どもの頃からスポーツが好きだったんで、もしプロゴルファーになっていなかったらスポーツ関係の仕事をしていたんじゃないかと。
諸見里 ゴルフ以外にも何かやっていたの?
服部 はい、ソフトボールを。
諸見里 ソフトボールは団体競技だけど、そっちのほうがいいなあという気持ちにはならなかった?
服部 その頃はあまり考えたことがなかったんですけど、個人スポーツのほうが自分に向いていたような気がします。
諸見里 真夕ちゃんは優しいから、職業で言えばトレーナーとか保母さんとかが向いていそうだよね。体育の先生とかもいいんじゃない?
服部 勉強を教えるのは無理ですけど、体育なら何とか。子どもも好きですし。ところでしのぶさんは? 憧れの職業ってありました?
諸見里 いくつかあるんだよね(笑)。最初になりたいと思ったのは、殺人現場なんかで活躍する警察の鑑識。でもこれに関しては、「大変な仕事よ」と母に説得されて諦めたけど(笑)。次に頭に浮かんだのは看護師や介護福祉士。高校生のときにはゴルフをやりながら、そういう資格が取れたらいいなあと思っていたんだよね。
服部 いろいろ考えていたんですね。
諸見里 でもなんやかんや言っても、今はプロゴルファーになって凄く幸せだったと自信を持って言える。
服部 私もゴルフが好きなので、好きなことを仕事にできたことは幸せだと思います。小さいときからゴルフをしていたこともあるんでしょうが、プロゴルファーになっていなかったらということはあまり考えられませんね。
諸見里 そうだよね。しかも、ゴルフが今の私を育ててくれたわけだからね。本当にゴルフには感謝、感謝です。
服部 しのぶさんは将来のことって考えたことを考えたことがあります?
諸見里 将来ねえ…。19や20歳の頃だったら、「20代は必死でゴルフをやって、30歳で結婚、そのあと子育てをして、もう一回復帰する」なんて目標がポンポン浮かんでいたんだけど、今となってはね(笑)。でも、こうなったらいいなあという理想みたいなものはあるかな。
服部 どんな理想ですか?
諸見里 自分のしたいことを探していけたらいいなあという気持ちがあるんだよね。これまでゴルフ一筋でやってきたからね。
服部 ゴルフをやりながら、ですか?
諸見里 もちろん。ゴルフは少しでも長く続けたいと思っている。自分の子どもたちにプレーをしている姿を見てもらいたいという思いもあるしね。
服部 それはステキですね。
諸見里 私の中では、ママさんゴルファーというのもひとつの憧れかな。ママさんゴルファーの“優しくて強い”という点はすごく魅力的だしね。それと、19歳のときにアメリカツアーに行ったときに、奥さんがプロゴルファー、ご主人がキャディーさんというご夫婦が何人かいてね。朝、LPGAルームにある託児所に子どもを預けて、仕事が終わったら迎えに行って帰るというのを見てて、すごく羨ましいなあと思ったんだよね。
服部 確かにそれはいいですね。
諸見里 でもその理想に近づくためには今が大事。プロゴルファーとしても女性としてももっと成長しないとね。ところで真夕ちゃんは? これからの目標は?
服部 私は10歳からゴルフを始めて、自分の人生はゴルフで始まりゴルフで終わると思っているのでほかのことはあんまり考えていないんですけど、どうすれば心の底から楽しんでゴルフができるかということを考えていきたいし、これからもゴルフをとことんやっていきたいと思っています。
諸見里 私もゴルフに対しては感謝しかないけど、そんなゴルフを少しでも長く続けたいという真夕ちゃんの気持ちはステキだと思う。服部 いやいや私の場合、これしかできないだけで。ゴルフをとったら何も残らないですから。
諸見里 そんなことはないと思うけど、お互いゴルフがあっての人生だもんね。これからも頑張りましょう。
服部 はい。しのぶさんに負けないように頑張ります。
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