ダスティン・ジョンソン（米）が、自己最高の世界ランキング4位に浮上した。

　大型ハリケーン“アイリーン”襲来のため54ホールに短縮された米男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦、ザ・バークレイズで今季初優勝を飾ったジョンソンは、米国時間29日発表の最新世界ランキングで5ランクアップ。今季は好調ながらなかなか優勝できずにいたが、ついに終盤戦でツアー通算5勝目を手にし、世界でもトッププレーヤーとして認められる位置に来た。

　同大会2位のマット・クーチャー（米）も、12位から7位へと順位を上げており、同大会3位タイに入ったかつての世界ランクNo.1ビジェイ・シン（フィジー）も、66位から53位へとランクアップしている。

　欧州ツアー、ジョニー・ウォーカー選手権で5人でのプレーオフを制し、今季2勝目を挙げたベテランのトーマス・ビヨーン（デンマーク）も、70位から59位に躍進。こちらもシーズン終盤戦での大暴れを予感させている。

　No.1として14週目を迎えるルーク・ドナルド（英）、リー・ウェストウッド（英）、スティーブ・ストリッカー（米）のトップ3に変動はない。

　日本勢は石川遼が1ランクアップして43位、池田勇太が2ランクダウンして65位。国内男子ツアー、VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントで石川、近藤共弘を振り切り、初優勝したベ・サンムン（韓）は108位から79位へと躍進した。