激戦をスーパーショットで締めくくり、米ツアー3勝目を挙げたライアン・パーマー（米）が、米国時間18日発表のゴルフの最新世界ランキングで282位から92位に躍進した。

　フルフィールド初戦のソニー・オープン・イン・ハワイで、レティーフ・グーセン（南ア）の猛追やロバート・アレンビー（豪）との接戦を、あと少しでチップインイーグルというアプローチショットで切り抜けたパーマー。幸先のいいスタートに、2010年は飛躍のシーズンとなる予感を漂わせている。

　また、欧州、南アサンシャイン両ツアー共催のジョバーグ・オープンで2週連続優勝を飾ったシャール・シュワーツェル（南ア）が、51位から16ランクアップ。35位に浮上して、欧州ツアー賞金ランキングを引っ張る男らしい地位を手にしている。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位フィル・ミケルソン（米）、3位スティーブ・ストリッカー（米）の上位陣、日本勢上位の石川遼（30位）、池田勇太（33位）の順位にはいずれも変動はない。