海外女子

得意の地で掴んだ大会3勝目　ホンダLPGAタイランド　エイミー・ヤンの4日間

2019年2月26日（火）午前10:00

　米女子ツアーのホンダLPGAタイランド（タイ／サイアムCCパタヤ・オールドC）はエイミー・ヤン（韓）の優勝で幕を閉じた。

　2015年、2017年と優勝しているヤンはV候補に挙げられていて、その通りになった。3アンダー16位タイ発進を決めたヤンは、2日目に1イーグルを含む6アンダー66を記録し、通算9アンダー5位タイに順位を上げた。

　3日目は6バーディ、ノーボギーの再び「66」をマークし、通算15アンダー首位タイに浮上。最終日はなんと5連続バーディを決めるなど7アンダー65を叩き出し、通算22アンダーで大会3勝目＆ツアー通算4勝目を手にした。

「正直に言うと本当に緊張していた。特に（最終日の）上がり3ホールはね。落ち着こう、耐えようってトライしていた。（結果的に）楽しめたし、ここのコースが大好きだし、だからいつもここで良いプレーができるの」

　ヤンは10歳の時にオーストラリアのクイーンズランド州ゴールドコーストに移住し、アマチュアながら2006年に開催された欧州女子ツアーのANAレディスマスターズで優勝し、同ツアーの最年少優勝記録（16歳6か月8日）を塗り替え話題となった。

　2018年はトップ10入り8回と優勝こそなかったが、好成績を収めていた。2019年の序盤で優勝できたことは自信になったことだろう。ちなみに、初優勝はLPGA KEB ハナバンク選手権とアジア以外で優勝を挙げたことがない。

　ホンダLPGAタイランドを制したヤンはタイトリストの「NEWプロV1x」ボールを使用。同大会でのボール使用率は、タイトリストが77％、2位メーカーが7％となった。また、今年の米女子ツアー4試合を制した選手全員がタイトリストのボールを使用している。

　男子はWGC メキシコチャンピオンシップと米国男子ツアーのプエルトリコオープンが行われ、両大会でタイトリストゴルフボールが使用率1位を獲得した。なお、今シーズンの世界ツアー累計では、タイトリストが74%、2位メーカーが9%となっている。

＜ゴルフボール使用率＞
WGC メキシコチャンピオンシップ
タイトリスト：65%
2位メーカー：14%

プエルトリコオープン
タイトリスト：75%
2位メーカー：11%