今週の国別対抗戦 ULインターナショナル・クラウン（韓国／ジャック・ニクラスGC）に米国代表として出場するレクシー・トンプソン（米）が記者会見で自身の精神状態について語った。

　強さ、プレースタイル、その容姿から絶大な人気を誇り常にスポットライトを浴びてきた。その半面で苦しい経験もたくさんしてきた。今年の全英リコー女子オープンは「精神的なバッテリーをチャージする」と欠場。普通の女子がするようなことをしてリラックスしたいと話していた。

「メンタルの問題は一晩で解決するようなものではない。でも自分はずっと取り組んできたことだから時間はかかったけど大きな変化を感じている。私生活における変化が大きな一歩だった。自分が普通の23歳の女の子だと思えることが出来た。おかげで正しい方向に進んでいると感じている。ゴルフをするために自分がいるべき精神状態に戻ってきている」

　今年は母親がガンの手術を受け、祖母が亡くなるなどメンタルをしっかりと保てない時期もあったが、子犬を飼い始めるなど、徐々にいつもの力強さを取り戻しているトンプソン。国を背負うULインターナショナル・クラウンでの活躍に期待だ。米国代表はトンプソン、クリスティ・カー、ミッシェル・ウィー、ジェシカ・コルダが出場する。