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「365日見ててもいいぐらい大好き」元大関千代大海・九重親方のPGAツアー愛
2018年6月8日(金)午後0:21
CS放送「ゴルフネットワーク」で放送中の番組「みんなのPGAツアー」で、有名人がPGAツアーへの熱い想いを語る「わたしとPGAツアー」。6月放送回では、角界から元大関・千代大海の九重親方が登場。22歳のときに師匠に勧められてクラブを握って以来ゴルフに夢中という九重親方のPGAツアーとの関わり方について、お話を伺いました。
─PGAツアーをみはじめたきっかけ
ゴルフを始めた時に、お手本となるような選手を自分で見つけて吸収したいなっていうところからですね。そこから、彼らの精神力やらテクニックはもちろん、あの歓声。「こんな中でスポーツをして、プロ選手として頑張ってるんだな」っていう。自分は相撲現役の時から、「あーなんかゴルファーになりたかったな」って思いながら(笑)、そのぐらい好きで。必ずPGAツアーを録画して、ゴルフの前日や終わった後に予習復習をして。必ず何か答えが出てくるんじゃないかと思って、PGAツアーを見てます。もう大好きです。毎日見ててもいいぐらい。
(現地観戦は)行ったことないんですよ。本当に行きたいんです。連れってもらえないですか。僕、仕事します(笑)。
うちの部屋では、関取からゴルフをしろと。いろんな付き合いもあるし、ゴルフは知らない人とも回れる競技だし。いろんな人にゴルフを教えてもらって、人間学というか、ゴルフってすごいマナーが大事なので、そのマナーをひとつひとつ吸収してほしい。だから、うちは関取になったらゴルフをやっても良いという事にしています。
─相撲とゴルフの共通点
選手がどんなモチベーションでどんな球を打ってくるとか。百発百中のプロが、精神力がかかる一打では凡ミスをしてしまう。普段、池に入る距離じゃないのに池に入ってしまうとかね。相撲に似てるんですよ、だから好きなんです。必ずしも横綱が強いわけじゃない。横綱だって人間ですから、土俵に入れば前頭にも負けてしまうし。その時の精神状況がすごく影響するっていうのは、相撲とゴルフ、結びつけて見てしまいますね。
─今の注目選手は
僕の中では、デシャンボーなんです。デシャンボーは珍しいゴルファーだなと思って。クラブを同じ長さにするとか、ノートを持ってきて、何かメモを書いたり。こんなゴルファーいるんだな、新しいところからメスを入れてくるゴルファー。まあ、難しすぎてなにひとつ参考にはできないんですけど(笑)。でもこういうゴルファーが続々と出てきて、色々な機械、器具が出てきて、ボールもよくなって。どう戦っていけるのかなというのもひとつの楽しみですね。わくわく、ぞくぞくするんですよね。
彼のゴルフに対する姿勢が好きなんですよね。誰一人やったことがない、前人未到のやり方。このやり方っていうのは、すごい勇気があること。たぶんデシャンボーも、最初は誰かをお手本にしながらゴルフを始めたと思うんですけど、気づいたら自分が開拓していく選手になってて。誰か俺の真似してるやついるかっていったらいないじゃないですか。そういう個性がある選手、今いいなぁと思って惹かれますね。
僕、8番アイアンが好きなんで、全部8番アイアンにしようかななんて思って。ちょっと影響されてるんですけど(笑)。
─PGAツアーの楽しみ方
初めて見る人は、選手名鑑みたいなものをまずもって。「かっこいい」とかでいいんですよ。ファッションがいいとかスイングがきれいだとかね。初日から最終日まで、服装は必ずみなさん違いますから。タイガー・ウッズだったら最終日は赤と黒だとか。ファウラーだったらオレンジだとかね。
だから必ず、まず見ることですよ。もう漠然と見ること。ずーっと。で、必ずしも強い選手が最終日まで残るわけじゃない。初日、2日目の予選ラウンド敗退した選手は誰か、記憶はなくなってしまうんですよ。でもまた次の大会見て、あ、この前この選手予選落ちしたけど、決勝残ってるんだ。なんて段々魅力が、好きになっていくんですよ。
それでゴルフっていうのは、水の中で打ったり砂の中で打ったり。靴下を脱いで裸足で打つ人もいたり。「あ、ゴルフってこんなスポーツなんだ」ってわかると思いますよ。後はもう、最終日は素人でもわかるあの観客の歓声とか、グリーン上でラインを読む様子、ボールを操るテクニックとかですよね。これがやっぱり神がかってる。もう全て神がかってるっていう、その感覚から入門していけば、楽しめるんじゃないかなと思うんですよね。誰が勝った負けたとかいうよりも。
─PGAツアーで何かリクエストできるとすれば
キャディさんにマイクつけるとかね。キャディさんがプレーヤーを怒ってたり、選手とのやり取りが聞きたいし。カーリング女子でみんなマイクつけてたりしてましたけど、ああいう新しい見方は、新しいファンを獲得するには大切なんじゃないかな。
あとは、クラブハウスで中継してほしいですね。これは色々あるんだろうけどね。僕らやっぱりね、ミケルソンとかタイガーとかがクラブハウスでスタッフと話してたり、どんな車に乗ってるんだろうとか。ものすごい高級車に乗ってくるのか、スタッフと一緒に四駆に乗ってくるのか。クラブハウスに入ってくるところから見たいなと思ってね。面白いじゃないですか。
─この後の注目大会は
全部ですね。全部好きなんですよ。今度は日本に呼んで、一般の人と回ってもらうとかね。芸能人とか企業の人と回ってほしいよね。日本でPGAツアーやってくれってね。
─PGAツアーをみはじめたきっかけ
ゴルフを始めた時に、お手本となるような選手を自分で見つけて吸収したいなっていうところからですね。そこから、彼らの精神力やらテクニックはもちろん、あの歓声。「こんな中でスポーツをして、プロ選手として頑張ってるんだな」っていう。自分は相撲現役の時から、「あーなんかゴルファーになりたかったな」って思いながら(笑)、そのぐらい好きで。必ずPGAツアーを録画して、ゴルフの前日や終わった後に予習復習をして。必ず何か答えが出てくるんじゃないかと思って、PGAツアーを見てます。もう大好きです。毎日見ててもいいぐらい。
(現地観戦は)行ったことないんですよ。本当に行きたいんです。連れってもらえないですか。僕、仕事します(笑)。
うちの部屋では、関取からゴルフをしろと。いろんな付き合いもあるし、ゴルフは知らない人とも回れる競技だし。いろんな人にゴルフを教えてもらって、人間学というか、ゴルフってすごいマナーが大事なので、そのマナーをひとつひとつ吸収してほしい。だから、うちは関取になったらゴルフをやっても良いという事にしています。
─相撲とゴルフの共通点
選手がどんなモチベーションでどんな球を打ってくるとか。百発百中のプロが、精神力がかかる一打では凡ミスをしてしまう。普段、池に入る距離じゃないのに池に入ってしまうとかね。相撲に似てるんですよ、だから好きなんです。必ずしも横綱が強いわけじゃない。横綱だって人間ですから、土俵に入れば前頭にも負けてしまうし。その時の精神状況がすごく影響するっていうのは、相撲とゴルフ、結びつけて見てしまいますね。
─今の注目選手は
僕の中では、デシャンボーなんです。デシャンボーは珍しいゴルファーだなと思って。クラブを同じ長さにするとか、ノートを持ってきて、何かメモを書いたり。こんなゴルファーいるんだな、新しいところからメスを入れてくるゴルファー。まあ、難しすぎてなにひとつ参考にはできないんですけど(笑)。でもこういうゴルファーが続々と出てきて、色々な機械、器具が出てきて、ボールもよくなって。どう戦っていけるのかなというのもひとつの楽しみですね。わくわく、ぞくぞくするんですよね。
彼のゴルフに対する姿勢が好きなんですよね。誰一人やったことがない、前人未到のやり方。このやり方っていうのは、すごい勇気があること。たぶんデシャンボーも、最初は誰かをお手本にしながらゴルフを始めたと思うんですけど、気づいたら自分が開拓していく選手になってて。誰か俺の真似してるやついるかっていったらいないじゃないですか。そういう個性がある選手、今いいなぁと思って惹かれますね。
僕、8番アイアンが好きなんで、全部8番アイアンにしようかななんて思って。ちょっと影響されてるんですけど(笑)。
─PGAツアーの楽しみ方
初めて見る人は、選手名鑑みたいなものをまずもって。「かっこいい」とかでいいんですよ。ファッションがいいとかスイングがきれいだとかね。初日から最終日まで、服装は必ずみなさん違いますから。タイガー・ウッズだったら最終日は赤と黒だとか。ファウラーだったらオレンジだとかね。
だから必ず、まず見ることですよ。もう漠然と見ること。ずーっと。で、必ずしも強い選手が最終日まで残るわけじゃない。初日、2日目の予選ラウンド敗退した選手は誰か、記憶はなくなってしまうんですよ。でもまた次の大会見て、あ、この前この選手予選落ちしたけど、決勝残ってるんだ。なんて段々魅力が、好きになっていくんですよ。
それでゴルフっていうのは、水の中で打ったり砂の中で打ったり。靴下を脱いで裸足で打つ人もいたり。「あ、ゴルフってこんなスポーツなんだ」ってわかると思いますよ。後はもう、最終日は素人でもわかるあの観客の歓声とか、グリーン上でラインを読む様子、ボールを操るテクニックとかですよね。これがやっぱり神がかってる。もう全て神がかってるっていう、その感覚から入門していけば、楽しめるんじゃないかなと思うんですよね。誰が勝った負けたとかいうよりも。
─PGAツアーで何かリクエストできるとすれば
キャディさんにマイクつけるとかね。キャディさんがプレーヤーを怒ってたり、選手とのやり取りが聞きたいし。カーリング女子でみんなマイクつけてたりしてましたけど、ああいう新しい見方は、新しいファンを獲得するには大切なんじゃないかな。
あとは、クラブハウスで中継してほしいですね。これは色々あるんだろうけどね。僕らやっぱりね、ミケルソンとかタイガーとかがクラブハウスでスタッフと話してたり、どんな車に乗ってるんだろうとか。ものすごい高級車に乗ってくるのか、スタッフと一緒に四駆に乗ってくるのか。クラブハウスに入ってくるところから見たいなと思ってね。面白いじゃないですか。
─この後の注目大会は
全部ですね。全部好きなんですよ。今度は日本に呼んで、一般の人と回ってもらうとかね。芸能人とか企業の人と回ってほしいよね。日本でPGAツアーやってくれってね。
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