国内男子
最後まで読めなかった日本ゴルフツアー選手権を制した市原弘大とは? 佐藤信人プロ解説
2018年6月4日(月)午後0:59
国内男子ツアーのメジャー第2戦 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップは市原弘大の優勝で幕を閉じた。市原は最終ホールでチップインバーディを決め、首位を走っていた時松隆光を捉え、時松はパーパットを外し単独2位となるという劇的な展開だった。佐藤信人プロが今大会を振り返る。
セッティングはフェアウェイとかグリーンが固くなる想定でしたが、思ったよりも上がらなかった(固くならなかった)ので、スコアが全体的に伸びました。グリーンが比較的やわらかかったです。日曜日になってようやく固くなって(スコアが)伸びなかったですよね。
ラフが短かった分、選手は攻めやすくなりました。本来、刻んでいたところも行く(攻める)こともありました。その代わり、ケガもするということがあったので、優勝スコア的には変わらないし、例年17アンダー、2アンダーくらいの時もあって、ふり幅が広いですが、優勝スコアは想定の範囲内ですね。
セッティングで優勝スコアをどうこうするのは限界があります。例年、単独優勝者がはなれて、2位、3位、4位と縦割れの展開になるのをどうにか混戦にならないかなと考えていましたが、あまりトリッキーなことをしない方が良いと思いました。極端にスロープにかける、大きな段に近づけるなど、トリッキーなことはしないで、わりとフラットなところにピンを切って、それがどう働いたか分からないですが、上位が混戦となったので良かったと思います。
(市原選手が)チップインすると、プレーオフの可能性がぐっと上がるので、最後まさかまさかのプレーの連発だったので、勝負事は最後まで読めないというか、まさかの連発で見ていて楽しかったですね。
一言でいうと苦労人という感じでしょうが、彼はジュニア時代から強くて、将来を嘱望されていた選手でした。プロに入ってからスムーズに出てこなくて、アジアを転戦したり、ヨーロピアンツアーのファーストステージから行き、シードを獲ったり、ほんの数万円の差で落としたり、QTも一緒に回って、4日間1打差カットで落ちたり、と瀬戸際にいて最初のタイトルがこの5年シードですからね。
また、全英オープン、ロイヤルトゥルーンの時は僕が解説していて、すごい時間帯に入れられて、ギリギリ予選を通ったのを見ていたので、色々な苦労を経て初優勝を挙げたというのは観ていて、感極まりました。同じく区(東京)に住んでいて近所なので肩入れして観ていましたけど良かったです。
彼にとって一番嬉しいのは5年シードという生活が、スケジュールがツアーで組めるのは嬉しいでしょうけど、全英オープンはプラスのボーナスで嬉しいでしょうね。
(時松選手は)ずっと表情もプレーぶりも安定感があって、僕らもテレビの前で観ていて、時松君が2~3打で逃げ切って、横綱相撲のようなゴルフになると思いました。17番のティーショットをちょっと引っ掛けたのが、土手に当たってフェアウェイに戻ってきて、ああいうのも勝者が持っている運なので、17番はボギーでしたけど、それでも18番、逃げ切ると思っていましたが、市原君が奥から入れた事で、1日ずっと良いパットを入れ続けてきた時松君が最後のパーパットを左に外すというのがまさかで、本当に読めなかったですね。
セッティングはフェアウェイとかグリーンが固くなる想定でしたが、思ったよりも上がらなかった(固くならなかった)ので、スコアが全体的に伸びました。グリーンが比較的やわらかかったです。日曜日になってようやく固くなって(スコアが)伸びなかったですよね。
ラフが短かった分、選手は攻めやすくなりました。本来、刻んでいたところも行く(攻める)こともありました。その代わり、ケガもするということがあったので、優勝スコア的には変わらないし、例年17アンダー、2アンダーくらいの時もあって、ふり幅が広いですが、優勝スコアは想定の範囲内ですね。
セッティングで優勝スコアをどうこうするのは限界があります。例年、単独優勝者がはなれて、2位、3位、4位と縦割れの展開になるのをどうにか混戦にならないかなと考えていましたが、あまりトリッキーなことをしない方が良いと思いました。極端にスロープにかける、大きな段に近づけるなど、トリッキーなことはしないで、わりとフラットなところにピンを切って、それがどう働いたか分からないですが、上位が混戦となったので良かったと思います。
(市原選手が)チップインすると、プレーオフの可能性がぐっと上がるので、最後まさかまさかのプレーの連発だったので、勝負事は最後まで読めないというか、まさかの連発で見ていて楽しかったですね。
一言でいうと苦労人という感じでしょうが、彼はジュニア時代から強くて、将来を嘱望されていた選手でした。プロに入ってからスムーズに出てこなくて、アジアを転戦したり、ヨーロピアンツアーのファーストステージから行き、シードを獲ったり、ほんの数万円の差で落としたり、QTも一緒に回って、4日間1打差カットで落ちたり、と瀬戸際にいて最初のタイトルがこの5年シードですからね。
また、全英オープン、ロイヤルトゥルーンの時は僕が解説していて、すごい時間帯に入れられて、ギリギリ予選を通ったのを見ていたので、色々な苦労を経て初優勝を挙げたというのは観ていて、感極まりました。同じく区(東京)に住んでいて近所なので肩入れして観ていましたけど良かったです。
彼にとって一番嬉しいのは5年シードという生活が、スケジュールがツアーで組めるのは嬉しいでしょうけど、全英オープンはプラスのボーナスで嬉しいでしょうね。
(時松選手は)ずっと表情もプレーぶりも安定感があって、僕らもテレビの前で観ていて、時松君が2~3打で逃げ切って、横綱相撲のようなゴルフになると思いました。17番のティーショットをちょっと引っ掛けたのが、土手に当たってフェアウェイに戻ってきて、ああいうのも勝者が持っている運なので、17番はボギーでしたけど、それでも18番、逃げ切ると思っていましたが、市原君が奥から入れた事で、1日ずっと良いパットを入れ続けてきた時松君が最後のパーパットを左に外すというのがまさかで、本当に読めなかったですね。
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