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ビッグ3、猛チャージで復活! 今田が8位タイ浮上
2007年9月2日(日)午前0:00
ビッグ3の競演はようやく期待通りの展開を見せた。
米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権(マサチューセッツ州ノートン、TPCボストン)は現地時間の1日、第2ラウンドを行った。同ツアー史上初めてタイガー・ウッズ(米)、フィル・ミケルソン(米)、ビジェイ・シン(フィジー)のビッグ3が同組で回り、話題になった。だが、第1ラウンドは3人揃って出遅れ、期待外れの成績でホールアウト。しかし第2ラウンドは一転、3人がチャージをかけて上位進出を果たした。
トーナメントリーダーと7打差の43位タイからスタートしたミケルソンはノーボギーの7アンダー64と爆発し、通算8アンダー。通算9アンダーで首位グループを形成するアーロン・バデリー(豪)、リッチ・ビーム(米)、マイク・ウィアー(カナダ)に1打差の4位タイに急浮上した。また第1ラウンド終了時で予選通過圏外の73位タイだったタイガーも1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダー64をマークし、通算6アンダー13位タイへジャンプアップ。さらに100位タイから出たシンは5アンダー66にスコアをまとめて、通算2アンダー38位タイで2週連続予選落ちの危機を脱した。
「これが自分たちの望んでいた形」とミケルソンが言えば、「皆のバーディに触発されて良いプレーができた。理想的だったね」とシンが応じる。タイガーも「昨日スコアは悪かったけれど、3人とも内容はそれほど悪くなかった。でも結果が出ると出ないでは大違い。3人でバーディ合戦を演じることができて、とても楽しかった」と満足げな表情を浮かべた。第1ラウンドで3人のトータルスコアは3オーバーだったのに対して、この日は3人合わせて19アンダーをマーク。チップインあり、イーグルありの派手な内容に、3人目当てに集まったギャラリーも大興奮だった。
一方、日本勢で唯一出場の今田竜二が大健闘。スタートして11ホール目まではスコアカード通りのプレーで我慢のゴルフが続いた。ところが、12番から3連続バーディを奪うと、ノーボギーのまま上がり2ホールも連続バーディで締めくくり、5アンダー66の好スコアを叩き出した。通算7アンダーは初日トップのカミロ・ビジェガス(コロンビア)らと並び、8位タイと絶好のポジション。久々に上位での予選突破と相成った。
今季はAT&Tクラシックでプレーオフに進出し、優勝は逃したものの2位に食い込む活躍を見せ、早い時期に来季のシード権を確定。しかし6月以降は出場9試合中6試合で予選落ちを喫し、不調が続いていた。この大会に出場する前も3試合連続予選落ちだったため、先行きが危ぶまれたが、楽々予選通過したことで、さらなる上位進出が期待できそうだ。また今大会終了後フェデックスカップのポイントランク上位70名が次週のBMW選手権への出場を許される。現在ランク58位につける今田は予選を突破したことで、プレーオフシリーズ第3戦への進出が決定的になった。
米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権(マサチューセッツ州ノートン、TPCボストン)は現地時間の1日、第2ラウンドを行った。同ツアー史上初めてタイガー・ウッズ(米)、フィル・ミケルソン(米)、ビジェイ・シン(フィジー)のビッグ3が同組で回り、話題になった。だが、第1ラウンドは3人揃って出遅れ、期待外れの成績でホールアウト。しかし第2ラウンドは一転、3人がチャージをかけて上位進出を果たした。
トーナメントリーダーと7打差の43位タイからスタートしたミケルソンはノーボギーの7アンダー64と爆発し、通算8アンダー。通算9アンダーで首位グループを形成するアーロン・バデリー(豪)、リッチ・ビーム(米)、マイク・ウィアー(カナダ)に1打差の4位タイに急浮上した。また第1ラウンド終了時で予選通過圏外の73位タイだったタイガーも1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダー64をマークし、通算6アンダー13位タイへジャンプアップ。さらに100位タイから出たシンは5アンダー66にスコアをまとめて、通算2アンダー38位タイで2週連続予選落ちの危機を脱した。
「これが自分たちの望んでいた形」とミケルソンが言えば、「皆のバーディに触発されて良いプレーができた。理想的だったね」とシンが応じる。タイガーも「昨日スコアは悪かったけれど、3人とも内容はそれほど悪くなかった。でも結果が出ると出ないでは大違い。3人でバーディ合戦を演じることができて、とても楽しかった」と満足げな表情を浮かべた。第1ラウンドで3人のトータルスコアは3オーバーだったのに対して、この日は3人合わせて19アンダーをマーク。チップインあり、イーグルありの派手な内容に、3人目当てに集まったギャラリーも大興奮だった。
一方、日本勢で唯一出場の今田竜二が大健闘。スタートして11ホール目まではスコアカード通りのプレーで我慢のゴルフが続いた。ところが、12番から3連続バーディを奪うと、ノーボギーのまま上がり2ホールも連続バーディで締めくくり、5アンダー66の好スコアを叩き出した。通算7アンダーは初日トップのカミロ・ビジェガス(コロンビア)らと並び、8位タイと絶好のポジション。久々に上位での予選突破と相成った。
今季はAT&Tクラシックでプレーオフに進出し、優勝は逃したものの2位に食い込む活躍を見せ、早い時期に来季のシード権を確定。しかし6月以降は出場9試合中6試合で予選落ちを喫し、不調が続いていた。この大会に出場する前も3試合連続予選落ちだったため、先行きが危ぶまれたが、楽々予選通過したことで、さらなる上位進出が期待できそうだ。また今大会終了後フェデックスカップのポイントランク上位70名が次週のBMW選手権への出場を許される。現在ランク58位につける今田は予選を突破したことで、プレーオフシリーズ第3戦への進出が決定的になった。