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L.オチョア、メジャー初V王手! 藍不発37位タイ
2007年8月5日(日)午前0:00
世界ランクナンバー1のロレーナ・オチョア(メキシコ)にいよいよメジャー制覇の時が近づいてきた。
ゴルフ発祥の地セントアンドリュース・オールドC(スコットランド)を舞台に開催されている米女子ツアーの今季メジャー最終戦、全英リコー女子オープンは現地時間4日、強風が吹き荒れる中、日没順延となった第2ラウンドの続きと第3ラウンドを行った。初日から首位を走るオチョアがイーブンパー73で回り、通算6アンダーで単独トップを守った。
6打差の単独2位にリンダ・ウェスバーグ(スウェーデン)、7打差の3位タイにアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、マリア・ヨース(スウェーデン)、リー・ジヨン(韓)、カリーン・イシャー(仏)が続いている。
3日間でもっとも強い風が吹き、第2ラウンド終了時に13人居た通算アンダーパーの選手は、オチョアひとりだけになった。第3ラウンドにアンダーパーをマークしたのはわずか3人。しかし、平均スコアが78.507となったこの日も、オチョアは落ち着いていた。「これだけ風が強いと、イーブンパーで回れれば上出来だと思っていました。その通りのプレーができてとてもハッピー。タフなコンディションの中で、よくボールとメンタルをコントロールできている」と新女王は満面の笑み。これまで首位(または首位タイ)で最終日を迎えたのは13回。うち優勝が7回で2位(または2位タイ)が6回だが、今回は6ストロークもの大きなアドバンテージを持っている。
「初めてのメジャータイトルを意識しないわけがないし、明日はきっとすごく緊張すると思います。でも他人のことは気にせず、自分のゴルフを貫きたい」。逃げ切りVに向け、オチョアは心の準備が整った。
日本勢は前日『80』を叩き順位を落とした宮里藍が、4オーバー77とスコアを崩しながらも、通算8オーバーで第2ラウンド終了時の52位タイから37位タイに浮上。「昨日より内容には納得している」と言いながらも、11番パー3で2打目のアプローチを深いバンカーに入れ、そこからピンを狙えずにトリプルボギーを叩くなど、もったいないプレーが目についた。第1ラウンド4位タイと初優勝を狙える位置に居ただけに落胆は大きいが、最終ラウンドは気を取り直し、1つでも上を目指したい。
また前日優勝戦線に浮上した不動裕理は聖地に吹き荒れる風にお手上げ状態。「3パットに尽きますね」と苦笑いを浮かべるほどパットが決まらず、ノーバーディの8オーバー81を叩き、通算5オーバー20位タイに後退した。メジャー初出場の佐伯三貴も後半にダブルボギー2つとスコアを落とし、宮里と同じ37位タイ。スタートホールでクリークにつかまりダブルボギー発進を余儀なくされた上田桃子は、6オーバー79のラウンドで通算9オーバー46位タイに止まった。なお大山志保、横峯さくらは予選で姿を消している。
ゴルフ発祥の地セントアンドリュース・オールドC(スコットランド)を舞台に開催されている米女子ツアーの今季メジャー最終戦、全英リコー女子オープンは現地時間4日、強風が吹き荒れる中、日没順延となった第2ラウンドの続きと第3ラウンドを行った。初日から首位を走るオチョアがイーブンパー73で回り、通算6アンダーで単独トップを守った。
6打差の単独2位にリンダ・ウェスバーグ(スウェーデン)、7打差の3位タイにアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、マリア・ヨース(スウェーデン)、リー・ジヨン(韓)、カリーン・イシャー(仏)が続いている。
3日間でもっとも強い風が吹き、第2ラウンド終了時に13人居た通算アンダーパーの選手は、オチョアひとりだけになった。第3ラウンドにアンダーパーをマークしたのはわずか3人。しかし、平均スコアが78.507となったこの日も、オチョアは落ち着いていた。「これだけ風が強いと、イーブンパーで回れれば上出来だと思っていました。その通りのプレーができてとてもハッピー。タフなコンディションの中で、よくボールとメンタルをコントロールできている」と新女王は満面の笑み。これまで首位(または首位タイ)で最終日を迎えたのは13回。うち優勝が7回で2位(または2位タイ)が6回だが、今回は6ストロークもの大きなアドバンテージを持っている。
「初めてのメジャータイトルを意識しないわけがないし、明日はきっとすごく緊張すると思います。でも他人のことは気にせず、自分のゴルフを貫きたい」。逃げ切りVに向け、オチョアは心の準備が整った。
日本勢は前日『80』を叩き順位を落とした宮里藍が、4オーバー77とスコアを崩しながらも、通算8オーバーで第2ラウンド終了時の52位タイから37位タイに浮上。「昨日より内容には納得している」と言いながらも、11番パー3で2打目のアプローチを深いバンカーに入れ、そこからピンを狙えずにトリプルボギーを叩くなど、もったいないプレーが目についた。第1ラウンド4位タイと初優勝を狙える位置に居ただけに落胆は大きいが、最終ラウンドは気を取り直し、1つでも上を目指したい。
また前日優勝戦線に浮上した不動裕理は聖地に吹き荒れる風にお手上げ状態。「3パットに尽きますね」と苦笑いを浮かべるほどパットが決まらず、ノーバーディの8オーバー81を叩き、通算5オーバー20位タイに後退した。メジャー初出場の佐伯三貴も後半にダブルボギー2つとスコアを落とし、宮里と同じ37位タイ。スタートホールでクリークにつかまりダブルボギー発進を余儀なくされた上田桃子は、6オーバー79のラウンドで通算9オーバー46位タイに止まった。なお大山志保、横峯さくらは予選で姿を消している。