その他
S.ガルシア、暫定トップタイ L.ウェストウッドも肉薄
2008年11月2日(日)午後0:35
悪天候の中、セルヒオ・ガルシア(スペイン)がリーダーボードの最上段に躍り出た。
賞金ランクトップ60が一堂に会す欧州ツアーの今季最終戦ボルボ・マスターズは、スペインのクラブ・デ・ゴルフ・バルデラマを舞台に現地時間の1日、降雨サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドを行った。だが、最終組が6ホール目を終了した時点で再びグリーン上に水が浮き始め、プレー続行が不可能になり、2日連続でサスペンデッドとなった。
そんな第2ラウンドをトップのソレン・ケルドセン(デンマーク)に2打差の2位タイで終えたガルシアは、第3ラウンドの4番パー5できっちりバーディを奪い、7ホール終了時で通算5アンダーとし、第3ラウンドで1つスコアを落としたケルドセンと並び暫定トップタイへ浮上。地元での2週連続優勝が見えてきた。
また賞金王レースの渦中にいるリー・ウェストウッド(英)が躍進。第2ラウンドで3アンダー68をマークし、ガルシアと同じ2位タイに順位を上げると、第3ラウンドも安定したプレーで通算4アンダー。トップと1打差の暫定3位につけている。現在賞金ランク3位のウェストウッドが賞金王のタイトルを奪うためには、同ランク1位のロバート・カールソン(スウェーデン)がトップ3入りを逃し、自らが優勝することが条件になる。ちなみにスウェーデン人として初のタイトルを狙うカールソンは、通算5オーバー暫定28位タイに低迷している。
もう1人、逆転賞金王の可能性があるパドレイ・ハリントン(アイルランド/現在賞金ランク2位)は尻上がりに調子を上げ、第3ラウンドの11ホール終了時点でスコアを3つ伸ばしており、通算2オーバー暫定18位タイまで上がってきた。こちらは2位以内に入れば2度目のタイトル奪取の可能性が残されている。
まだ残り30ホール近い長丁場を戦わなければならないが、ガルシアにとっては2週連続Vに向け優位な展開であることに変わりない。「このコースはパーで凌げれば上出来」と言いながら、風が止んだ第2ラウンドでスコアを伸ばし切れなかったことを悔やみ、その悔しさをバネに第3ラウンドをスタートさせている。
悪天候にたたられて、第3ラウンドをホールアウトした選手はひとりもいない。前日土砂降りの中でプレーし、出だし4ホールで7つスコアを落とした賞金ランク4位のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)は、結局第2ラウンドは9オーバー80の大叩き。だが第3ラウンドは8ホール終了時点で2つスコアを伸ばし、通算9オーバー暫定41位タイとやや盛り返している。
優勝以外にも賞金王を巡る熾烈な戦いが繰り広げられている今大会。最終日は天候が回復し、全員がホールアウト出来ることを祈りたい。
賞金ランクトップ60が一堂に会す欧州ツアーの今季最終戦ボルボ・マスターズは、スペインのクラブ・デ・ゴルフ・バルデラマを舞台に現地時間の1日、降雨サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドを行った。だが、最終組が6ホール目を終了した時点で再びグリーン上に水が浮き始め、プレー続行が不可能になり、2日連続でサスペンデッドとなった。
そんな第2ラウンドをトップのソレン・ケルドセン(デンマーク)に2打差の2位タイで終えたガルシアは、第3ラウンドの4番パー5できっちりバーディを奪い、7ホール終了時で通算5アンダーとし、第3ラウンドで1つスコアを落としたケルドセンと並び暫定トップタイへ浮上。地元での2週連続優勝が見えてきた。
また賞金王レースの渦中にいるリー・ウェストウッド(英)が躍進。第2ラウンドで3アンダー68をマークし、ガルシアと同じ2位タイに順位を上げると、第3ラウンドも安定したプレーで通算4アンダー。トップと1打差の暫定3位につけている。現在賞金ランク3位のウェストウッドが賞金王のタイトルを奪うためには、同ランク1位のロバート・カールソン(スウェーデン)がトップ3入りを逃し、自らが優勝することが条件になる。ちなみにスウェーデン人として初のタイトルを狙うカールソンは、通算5オーバー暫定28位タイに低迷している。
もう1人、逆転賞金王の可能性があるパドレイ・ハリントン(アイルランド/現在賞金ランク2位)は尻上がりに調子を上げ、第3ラウンドの11ホール終了時点でスコアを3つ伸ばしており、通算2オーバー暫定18位タイまで上がってきた。こちらは2位以内に入れば2度目のタイトル奪取の可能性が残されている。
まだ残り30ホール近い長丁場を戦わなければならないが、ガルシアにとっては2週連続Vに向け優位な展開であることに変わりない。「このコースはパーで凌げれば上出来」と言いながら、風が止んだ第2ラウンドでスコアを伸ばし切れなかったことを悔やみ、その悔しさをバネに第3ラウンドをスタートさせている。
悪天候にたたられて、第3ラウンドをホールアウトした選手はひとりもいない。前日土砂降りの中でプレーし、出だし4ホールで7つスコアを落とした賞金ランク4位のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)は、結局第2ラウンドは9オーバー80の大叩き。だが第3ラウンドは8ホール終了時点で2つスコアを伸ばし、通算9オーバー暫定41位タイとやや盛り返している。
優勝以外にも賞金王を巡る熾烈な戦いが繰り広げられている今大会。最終日は天候が回復し、全員がホールアウト出来ることを祈りたい。