海外男子
伏兵W.シンプソン奪首! ビッグネームは苦戦
2009年8月29日(土)午後2:10
雨で下が濡れて長さを増したコースでビッグネームが苦戦を強いられた。
米ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ第1戦ザ・バークレイズは現地時間28日、ニュージャージー州ジャージシティのリバティ・ナショナルGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ルーキーで無名のウェブ・シンプソン(米)が通算8アンダーまでスコアを伸ばし初日の4位タイから単独トップに躍り出た。
2打差の2位タイで前日首位タイのポール・ゴイドス(米)とスティーブ・マリーノ(米)が続いている。通算4アンダー4位タイにフレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)とヒース・スローカム(米)の2人。
伏兵が上位を賑わす中、ビッグネームは苦戦。初日トップタイ発進のセルヒオ・ガルシア(スペイン)はバーディを1つしか奪えなかった。前日より11ストローク悪い5オーバー76で通算1アンダー11位タイに後退。巻き返しが期待されたタイガー・ウッズ(米)も最終ホールをボギーとして1オーバー72で通算イーブンパー。スコアは落としたが順位は27位タイから17位タイへ上げており、どれだけ各選手がスコアメイクに苦労したかが伺える。またフィル・ミケルソン(米)は4オーバー75を叩き、通算3オーバー44位タイ。ディフェンディング・チャンピオンのビジェイ・シン(フィジー)は2日連続の4オーバー75で予選落ちを喫した。
そんな中、単独トップに立ったシンプソンはトーナメントリーダー初体験。「この天気(雨)でコンディションは凄くタフだった。パーで凌げれば上出来だと思っていたけれど、こんなに素晴らしいタイミングで首位に立てて嬉しい」と笑顔を見せた。忍耐力が試される展開の中、5バーディ、2ボギーの3アンダー68は合格点以上。
ツアーデビューを飾った今季は序盤のソニー・オープン・イン・ハワイで9位タイ、続くボブホープ・クライスラー・クラシックで5位タイに入り話題に。だが、5月に4試合連続予選落ちを喫するなど、プロの洗礼も嫌というほど経験し、徐々に忍耐力が身に付いた。「浮き沈みが激しいシーズンだったけれど、プレーオフシリーズで優勝争いが出来れば本望」と言う24歳が強豪に混じって金星を狙う。
一方、ビッグネームが苦戦する中、ひとり気を吐いたのがアーニー・エルス(南ア)。「昨日から今日にかけて3度も池ポチャをやっているし、ダブルボギーもあったけれど、この位置まで来られて満足」と第1ラウンドの57位タイから通算2アンダー9位タイにジャンプアップし納得の表情。第2ラウンドでは距離の短い16番で1オンに成功した。イーグルパットを楽々沈めた他、バーディも4つ積み重ね(1ボギー、1ダブルボギー)て3アンダー68の好スコア。決勝ラウンドでの逆転Vに意欲を燃やしている。
尚、日本勢で唯一出場の今田竜二は2日連続7オーバー78の大叩きにより、通算14オーバー113位タイで予選落ちを喫した。今大会が始まる前のフェデックスカップポイントランクは90位で、この状況下ではトップ100圏外に去ることは必至。次週行われるプレーオフシリーズ第2戦のドイツ銀行選手権は上位100名しか出場できないため、2戦目以降に進むのは厳しくなった。
米ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ第1戦ザ・バークレイズは現地時間28日、ニュージャージー州ジャージシティのリバティ・ナショナルGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ルーキーで無名のウェブ・シンプソン(米)が通算8アンダーまでスコアを伸ばし初日の4位タイから単独トップに躍り出た。
2打差の2位タイで前日首位タイのポール・ゴイドス(米)とスティーブ・マリーノ(米)が続いている。通算4アンダー4位タイにフレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)とヒース・スローカム(米)の2人。
伏兵が上位を賑わす中、ビッグネームは苦戦。初日トップタイ発進のセルヒオ・ガルシア(スペイン)はバーディを1つしか奪えなかった。前日より11ストローク悪い5オーバー76で通算1アンダー11位タイに後退。巻き返しが期待されたタイガー・ウッズ(米)も最終ホールをボギーとして1オーバー72で通算イーブンパー。スコアは落としたが順位は27位タイから17位タイへ上げており、どれだけ各選手がスコアメイクに苦労したかが伺える。またフィル・ミケルソン(米)は4オーバー75を叩き、通算3オーバー44位タイ。ディフェンディング・チャンピオンのビジェイ・シン(フィジー)は2日連続の4オーバー75で予選落ちを喫した。
そんな中、単独トップに立ったシンプソンはトーナメントリーダー初体験。「この天気(雨)でコンディションは凄くタフだった。パーで凌げれば上出来だと思っていたけれど、こんなに素晴らしいタイミングで首位に立てて嬉しい」と笑顔を見せた。忍耐力が試される展開の中、5バーディ、2ボギーの3アンダー68は合格点以上。
ツアーデビューを飾った今季は序盤のソニー・オープン・イン・ハワイで9位タイ、続くボブホープ・クライスラー・クラシックで5位タイに入り話題に。だが、5月に4試合連続予選落ちを喫するなど、プロの洗礼も嫌というほど経験し、徐々に忍耐力が身に付いた。「浮き沈みが激しいシーズンだったけれど、プレーオフシリーズで優勝争いが出来れば本望」と言う24歳が強豪に混じって金星を狙う。
一方、ビッグネームが苦戦する中、ひとり気を吐いたのがアーニー・エルス(南ア)。「昨日から今日にかけて3度も池ポチャをやっているし、ダブルボギーもあったけれど、この位置まで来られて満足」と第1ラウンドの57位タイから通算2アンダー9位タイにジャンプアップし納得の表情。第2ラウンドでは距離の短い16番で1オンに成功した。イーグルパットを楽々沈めた他、バーディも4つ積み重ね(1ボギー、1ダブルボギー)て3アンダー68の好スコア。決勝ラウンドでの逆転Vに意欲を燃やしている。
尚、日本勢で唯一出場の今田竜二は2日連続7オーバー78の大叩きにより、通算14オーバー113位タイで予選落ちを喫した。今大会が始まる前のフェデックスカップポイントランクは90位で、この状況下ではトップ100圏外に去ることは必至。次週行われるプレーオフシリーズ第2戦のドイツ銀行選手権は上位100名しか出場できないため、2戦目以降に進むのは厳しくなった。








