米女子ツアーのマラソンクラシック presented by オーウェンスコーニング ＆ O-Iが現地時間16日に開幕。ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.2の18歳、リディア・コ（ニュージーランド）が大会連覇を目指す。

　マラソン・クラシックは1984年にスタートし、1989年からオハイオ州シルバニアにあるハイランドメドウズGCで開催されている。昨季大会は、当時17歳のコが2012年王者リュウ・ソヨン（韓）に1打差をつけて優勝。賞金21万ドル（約2,600万円）を加算し、ツアー最年少での生涯獲得賞金100万ドル（約1億2,000万円）突破を果たした。

　コ、リュウのほかにも、ビートリス・レカリ（スペイン）、チェ・ナヨン（韓）、ポーラ・クリーマー（米）の歴代王者が顔を揃える。また、ロレックスランキングNo.1のインビー・パーク（韓）、同3位のステイシー・ルイス（米）ももちろん参戦。両選手は前週の全米女子オープンで3位タイに入っており、今大会も優勝争いに食い込んでくる可能性は高い。

　日本勢は、前週の全米女子オープンゴルフ選手権 conducted by the USGAに出場した宮里美香、横峯さくら、有村智恵、上原彩子、野村敏京の5人と、宮里藍が出場。このほか、ルーキーながら今季2勝のキム・セイヨン（韓）に加え、ヤニ・ツェン（台）、レクシー・トンプソン（米）、モーガン・プレッセル（米）、ブリタニー・リンシコム（米）のビッグネームも勢ぞろい。熱い戦いを繰り広げる。

　なお、全米女子オープンで単独11位に入ったミッシェル・ウィー（米）は、左股関節痛のため出場しない意向を表明。「LPGAの最高のトーナメントのひとつに出られないことは残念です」と声明を通じてコメントを発表している。

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