前週の東芝クラシックに優勝し、2週連続Vを狙うベルンハルト・ランガー（独）に尾崎直道、青木功の2人が挑む。

　今週末（現地時間14日?16日）の米チャンピオンズツアーは、カリフォルニア州バレンシアのバレンシアCCを舞台にAT＆Tチャンピオンズ・クラシックを開催。前週32位タイ（尾崎）、62位タイ（青木）と今ひとつふるわなかった日本勢は、気持ちを切り替え、優勝を視野に大会前の調整を行っている。

　そんな彼らの前に立ち塞がるのが、2度のマスターズ優勝経験を持つランガー。昨年シニア入りした彼は、現在もまだレギュラーツアーで上位争いをする力を維持し続けており、日本勢にとっては手強い存在。現在賞金ランク2位のランガーに加え、同ランク1位のスコット・ホーク（米）、同3位のフレッド・ファンク（米）ら強敵がひしめいている。

　道具の進化により、シニアにして益々飛距離を増している彼らの“若々しいプレー”を打ち破るには、日本勢がいかに正確なショットで対抗するかが鍵となりそうだ。