尾崎直道が米チャンピオンズツアー初Vに向けて好スタートを切った。

　現地時間15日、同ツアーのACEグループ・クラシックがフロリダ州ネイプルズ、クエイル・ウエストを舞台に開幕した。日本勢で唯一人出場の尾崎が6つのバーディを量産し、6アンダー66の好スコアをマーク。トップグループに1打差の5位タイと好位置につけた。

　前週の大会で、尾崎は1ラウンド平均26.7パットで出場選手中トップだった。この日も26パットと好調で、ノーボギーの安定したゴルフを披露。前半5番からの5ホールで4つのバーディを積み重ねると、後半も2バーディ。レギュラーツアー時代からの悲願である米国での優勝を狙える順位を確保した。

　7アンダー65の首位タイに、ローレン・ロバーツ（米）、トム・カイト（米）、ファジー・ゼラー（米）ら4人。尾崎と同じ5位タイで、ブルース・リツキー（米）他が続いている。ディフェンディング・チャンピオンのボビー・ワドキンス（米）は3アンダー69で26位タイからのスタートとなった。