現地時間17日、米女子ツアーの飛ばし屋でツアー通算2勝の注目の若手ブリタニー・リンシコム（米／22歳）が、フロリダ州オーランドで行われた世界最大のゴルフ用品ショー、2008PGAマーチャンダイズショーで今季の抱負を語った。愛用するトライオンジー（日本商品名／コラントッテ）を販売する株式会社アーク・クエスト（米国法人名／コラントッテ・インターナショナル）のブースに突如登場。同商品の魅力もアピールした。

　リンシコムは2004年12月にプロ転向すると、クオリファイトーナメントで20位タイに入り翌年のシード権を獲得。ルーキーシーズンに平均270.3ヤードを記録しドライビング・ディスタンストップになった。2006年はHSBC女子ワールドマッチプレー選手権でツアー初勝利。世界の精鋭64人の頂点に立つと、昨年はメジャー4戦でクラフト・ナビスコ選手権の2位タイを含めベスト10入りが2回。ギン・オープンでは4ストローク差を逆転し、ツアー3年目ながら2勝しトップ選手に成長した。

　即席サイン会となったブースでは、集まったファンにサインしながら「昨年は1勝しかできなかったので、今年は1つでも多く勝って、賞金ランキング上位に食い込んで行きたい」。来日についても「チャンスがあれば、日本のツアーにも参加してみたい」と意欲を見せた。

　またリンシコムは、昨年から愛用する同社のトライオンジー（コラントッテ）について「機能、デザイン性ともに最高！　本当に、オシャレなのでより多くのゴルファー、一般の方にも使って欲しい。特に、女性にはお勧め。今回、ショーでこの商品の生みの親である、ミスター小松（小松克巳同社代表取締役）に会えてすごくハッピー！」と興奮気味に語った。

　トライオンジー（コラントッテ）ブースには、その後もブッチ・ハーモン、デビッド・レッドベターという2大コーチも登場した。そしてトライオンジーは、ショーの期間中に発表されたゴルフ業界のアカデミー賞と呼ばれるING Industry Honorsのproduct ingenuity（独創的製品）新興企業部門でグランプリを獲得。同社が、昨年最も市場にインパクトを与え今後も更なる飛躍が期待できる成長企業の中のトップとして認められた。