海外男子
怪我を乗り越えて深めた自信、そして次なる目標へ - シュライナーズホスピタルズ フォーチルドレンオープン パトリック・キャントレーの4日間
2017年11月7日(火)午後0:50
米男子ツアーのシュライナーズホスピタルズ フォーチルドレンオープン(11月2日~5日/ネバダ州TPCサマリン)でパトリック・キャントレー(米)がプレーオフの末に、ツアー初優勝を飾った。
初日は出だしの3ホールで2ボギーと不安定な立ち上がりとなってしまったキャントレーだったが、前半最後の9番でバーディを返すと、後半は11番でバーディが先行。さらに13番からは4連続バーディとラッシュをかけて、4アンダー67で6位タイ発進となる。
しかし、2日目は後半で3ボギーを喫するなどイーブンパー71。3日目は最終ホールを前に3アンダーとスコアを伸ばしていたが、18番でダブルボギーを喫しての1アンダー70に終わり、最終日を前に順位は4位タイに上げたものの、トップとの差は4ストロークに広がってしまう。
迎えた最終ラウンド。出だしの1番からバーディを奪ったキャントレーは、7番パー4で2打目をピンそば3メートルにつけてバーディを奪うなど2アンダーでハーフターン。さらにサンデーバックナインに入ると、11番から4連続バーディをマークして通算11アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位に躍り出る。このまま逃げ切るかと思われたが、上がり2ホールで連続ボギーを喫して勝負はアレックス・チェイカ(独)、キム・ミンフィ(韓)とのプレーオフに突入する。
18番ホールの繰り返しで行われたプレーオフは、1ホール目で風が吹く難しいコンディションとなったこともあり全員がボギー。2ホール目でもキャントレーはティーショットを右に曲げたが、ラフからの2打目を木の合間から脱出させてグリーン近くへ。「目の前に木の枝があったが、その下を通せば良い場所に打てると感じていた」と狙い通りのショットでパーをセーブ。他の二人がパーパットを外したことにより、25歳が初トロフィを掴んだ。
背中の怪我により昨年復帰を果たしたキャントレーだったが、昨季は足首の故障にも悩まされた。しかし、わずか13試合の出場にとどまりながらも、2位1回、3位1回、トップ10は4回を記録し、プレーオフ最終戦にまで出場した。この結果は「状態が良くて、痛みがなければ自分が成し遂げたいことができると分かった」と自信を深める要因となった。
2015年と2016年はトーナメントに出場することが叶わず、背中の怪我が十分に回復しない可能性もあったが「諦めることはなかった」と答えた25歳。次なる目標については「間違いなくメジャーだ」と語った。大舞台での活躍を予感させる若者から今季は目が離せない。
ドライバー:917D2(9.5度)
フェアウェイ:915F(15度)
ユーティリティ:816H2(21度)
アイアン:714 AP2(#4-PW)
ウェッジ:ボーケイ・デザイン SM6(56度、60度)SM5(54度)
パター:スコッティ・キャメロン プロトタイプ
パトリック・キャントレーが使用している(プロV1x)タイトリスト・ゴルフボールは、今大会においても使用率No.1を獲得。また、国内男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのチャン・キム(プロV1x使用)が逆転優勝を飾り、賞金ランキング首位に躍り出たほか、米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」でもフォン・シャンシャン(プロV1x使用)が大会連覇を達成している。
【関連】Titleist - the #1 ball in golf | Golf Company | Golf Balls - Titleist.co.jp
初日は出だしの3ホールで2ボギーと不安定な立ち上がりとなってしまったキャントレーだったが、前半最後の9番でバーディを返すと、後半は11番でバーディが先行。さらに13番からは4連続バーディとラッシュをかけて、4アンダー67で6位タイ発進となる。
しかし、2日目は後半で3ボギーを喫するなどイーブンパー71。3日目は最終ホールを前に3アンダーとスコアを伸ばしていたが、18番でダブルボギーを喫しての1アンダー70に終わり、最終日を前に順位は4位タイに上げたものの、トップとの差は4ストロークに広がってしまう。
迎えた最終ラウンド。出だしの1番からバーディを奪ったキャントレーは、7番パー4で2打目をピンそば3メートルにつけてバーディを奪うなど2アンダーでハーフターン。さらにサンデーバックナインに入ると、11番から4連続バーディをマークして通算11アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位に躍り出る。このまま逃げ切るかと思われたが、上がり2ホールで連続ボギーを喫して勝負はアレックス・チェイカ(独)、キム・ミンフィ(韓)とのプレーオフに突入する。
18番ホールの繰り返しで行われたプレーオフは、1ホール目で風が吹く難しいコンディションとなったこともあり全員がボギー。2ホール目でもキャントレーはティーショットを右に曲げたが、ラフからの2打目を木の合間から脱出させてグリーン近くへ。「目の前に木の枝があったが、その下を通せば良い場所に打てると感じていた」と狙い通りのショットでパーをセーブ。他の二人がパーパットを外したことにより、25歳が初トロフィを掴んだ。
背中の怪我により昨年復帰を果たしたキャントレーだったが、昨季は足首の故障にも悩まされた。しかし、わずか13試合の出場にとどまりながらも、2位1回、3位1回、トップ10は4回を記録し、プレーオフ最終戦にまで出場した。この結果は「状態が良くて、痛みがなければ自分が成し遂げたいことができると分かった」と自信を深める要因となった。
2015年と2016年はトーナメントに出場することが叶わず、背中の怪我が十分に回復しない可能性もあったが「諦めることはなかった」と答えた25歳。次なる目標については「間違いなくメジャーだ」と語った。大舞台での活躍を予感させる若者から今季は目が離せない。
パトリック・キャントレーの使用ギア
ボール:プロV1xドライバー:917D2(9.5度)
フェアウェイ:915F(15度)
ユーティリティ:816H2(21度)
アイアン:714 AP2(#4-PW)
ウェッジ:ボーケイ・デザイン SM6(56度、60度)SM5(54度)
パター:スコッティ・キャメロン プロトタイプ
パトリック・キャントレーが使用している(プロV1x)タイトリスト・ゴルフボールは、今大会においても使用率No.1を獲得。また、国内男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのチャン・キム(プロV1x使用)が逆転優勝を飾り、賞金ランキング首位に躍り出たほか、米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」でもフォン・シャンシャン(プロV1x使用)が大会連覇を達成している。
(ボール使用数は延べ数です。2017年11月5日時点・ダレルサーベイ社調べ)
【関連】Titleist - the #1 ball in golf | Golf Company | Golf Balls - Titleist.co.jp