飛びの秘訣は「右足の使い方」 内藤コーチがJ.トーマスのスイングを解説
2017年10月6日(金)午後2:00
PGAツアー2017-18シーズン開幕戦 セーフウェイオープン(カルフォニア州、シルバラードCCノースコース)がついにスタートしました。PGAツアー中継の解説を務める内藤雄士ツアープロコーチが新シーズンの見どころを紹介する番組「PGAツアー2017-18シーズンガイド #2」のなかで、2016-17シーズンの年間王者でプレー・オブ・ザ・イヤーにも輝いたジャスティン・トーマスのスイングを解説しています。
小柄ながらもツアー屈指の飛ばし屋・飛びの秘訣は右足に
ジャスティン・トーマスは、身長177センチで67キロと、身長も今のPGAツアーの平均身長の中では小さいほうになりますし、何よりも67キロとかなり細いですよね。
その中でも、飛距離はPGAツアーナンバーワンクラスの飛距離を持っている。体の使い方が素晴らしいので、アマチュアの皆さんに是非学んで頂きたいところがあります。
松山英樹選手にも共通していることですが、バックスイングで体重を右に乗せていくとき、右ももが真正面を向いたまま、右の股関節の上に体重が乗って、右の股関節上で体がねじれていきます。
そして、ダウンスイングで右足をしっかりと曲げた状態から、ダウンからフォローにかけて、一気に足を蹴ってねじりあげる。右ももがターゲット方向に向きながら、右足を蹴る動きを使って回転スピードを上げます。
トーマスの右足の使い方の映像を見て、真似してもらうと、アマチュアゴルファーの方でも大幅な飛距離アップを期待できるので是非やって頂きたいです。
このほかにも番組では内藤コーチがタイガー・ウッズ(米)のプレーを見て育った世代の活躍、PGAツアーの特徴的なコース、松山英樹と石川遼への期待を語っています。初回放送は10/6(金)午後9時15分から(再放送あり)、スマートフォン・パソコンでゴルフネットワークが見れる「ゴルフネットワークプラス」では番組を無料で配信しています。