PGAツアーは米国時間4日、ツアーメンバーの投票によって決定する2016-17シーズンのプレーヤー・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀選手）にジャスティン・トーマス（米）が選ばれたことを発表した。

　ケンタッキー州ルイビル出身の24歳は、全米プロゴルフ選手権でのメジャー初勝利を含む年間5勝を挙げてフェデックスカップを獲得。今年1月のソニー・オープンでは「59」をマークした最年少プレーヤーとなり、初日の好成績のままにワイヤー・トゥー・ワイヤーの完全勝利を達成した。

　25回のスタートで19度の予選通過、トップ10フィニッシュはジョーダン・スピース（米）と並んで12回を数えた。また5度の勝利に加えてトップ5フィニッシュの数も2位と常に上位争いを繰り広げた。その結果、9,921,560ドル（約11億2,000万円）を稼ぎ出しマネーリーダーとなったトーマスは、平均ストロークでも3位（69.359）にランクイン。プレジデンツカップデビューとなった前週は、3勝1敗1分と米国チームの優勝に大きく貢献した。

　ツアー代表のジェイ・モナハン氏は「5回の素晴らしい勝利とシーズンを通しての安定感でフェデックスカップタイトルを獲得したジャスティンがプレーヤー・オブ・ザ・イヤーのウィナーです。彼は今年PGAツアーの大使として活躍している多くの若手スターのひとりであり、コース外での行動にも敬意を評しています」とコメント。24歳の年間最優秀選手を讃えた。