米女子ツアーのマッケイソン・ニュージーランド女子オープンは現地時間2日、同地のウインドロスファームGCを舞台に順延した最終ラウンドの競技を終了。ブルック・ヘンダーソン（カナダ）が通算17アンダーで今季2勝目を飾っている。

　荒天の中、3つバーディを奪い単独首位に立ったところで順延が決まったヘンダーソンだが、再開したこの日はボギーが先行するも、スコアを落とすことなく、トータル5バーディ、2ボギーの「69」でホールアウト。6月のマイヤーLPGAクラシック以来となるツアー優勝を飾っている。

　5打差の単独2位にヤン・ジン（中）、6打差の単独3位に朴ヒーヨン（韓）。通算10アンダー単独4位にジェニファー・ソン（米）、通算9アンダー5位タイに、3日目まで首位を守っていたベレン・モソ（スペイン）ら3選手が並ぶ。

　その他、地元ニュージーランドでの優勝を目指したリディア・コは、上り2ホールで5つスコアを落とすなど大きく崩れ、通算5アンダー22位タイ。日本から唯一参戦している上原彩子は再開後はパーをセーブに成功して、1オーバー73で最終ラウンドを終了し、通算3アンダー29位タイで大会を後にした。