米女子ツアーのマッケイソン・ニュージーランド女子オープンは現地時間28日、同地のウインドロスファームGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。日本勢として唯一出場している上原彩子は2オーバー74の81位タイといきなり出遅れた。

　1番からティーオフした上原は16番まですべてパープレーと我慢のゴルフ。すると17番、18番と上り2ホールで連続ボギーを叩いて下位からのスタートとなった。中位以降は混戦模様となっているだけに、2日目の巻き返しに期待したいところ。

　この日トップに立ったのがブルック・ヘンダーソン（カナダ）とジョディ・エワート（英）。同組で発進した2人はヘンダーソンが取れば、エワートも次のホールで取るといったような展開を繰り返し、最終的に7アンダー65をマークした。

　1打差の3位タイにベレン・モゾ（スペイン）とエイミー・ボールデン（ウェールズ）。今大会はアジア・オセアニアラウンドの初戦になるが、同大陸出身勢では5アンダー67の5位タイにつけたチェ・ナヨン（韓）が最上位。ビートリス・レカリ（スペイン）、ブリタニー・リンシコム（米）も同じく「67」で初日の競技を終えている。

　また2013、15、16年に続き、同一大会4勝目を目指すリディア・コ（ニュージーランド）はトップと5打差、2アンダー70の20位タイと静かなスタートとなった。