現在、米男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権（ジョージア州イースト・レイクGC）に出場している松山英樹は、2日目を終え単独26位と苦戦。股関節の故障が不調の原因ではないかと憶測が飛んでいる中、通訳を務めるボブ・ターナー氏が『Golf Channel』でこの噂を否定している。

　FedExCupポイントランキング1位でプレーオフシリーズに突入した松山だが、ザ・ノーザン・トラストでは予選落ち、デル・テクノロジーズ選手権で23位タイ、BMW選手権で47位タイと上位進出を逃した。同シリーズの苦戦で、松山が故障したのではないかとの噂が大きく過熱。しかしターナー氏によると、現在世界ランキング3位の同選手は長いシーズンによる疲労があるだけで、股関節の状態は深刻ではないと明かしている。

　さらにターナー氏は、今後の松山の出場予定についても言及。米男子ツアーは今週のツアー選手権を最後にシーズンに幕を下ろすが、松山はプレジデンツカップ（現地時間9月28日／ニュージャージー州、リバティ・ナショナルGC）に出場する。その後、新シーズンに入り、CIMBクラシック（現地時間10月12日／マレーシア）、韓国で開催される新規大会のCJカップ（現地時間10月19日／韓国）に出場する予定。

　その他にも、ディフェンディングチャンピオンとして挑むWGC-HSBC選手権（現地時間10月26日／中国）、ヒーロー・ワールド・チャレンジ（現地時間11月30日／バハマ）に参戦する見込みとなっている。さらに日本ゴルフツアー機構（JGTO）主催大会にも出場する予定のようだ。