単独トップの座を守ったロバート・アレンビー（豪）に、アーロン・バデリー（豪）が肉薄した。

　欧州、豪州両ツアー共催のマスターカード・マスターズ（豪州メルボルン、ハンティングデールGC）は現地時間の23日、第2ラウンドの競技を終了。第1ラウンド首位のアレンビーがこの日4つスコアを伸ばし、通算9アンダーでリーダーボードの最上段の座をキープした。だが、バデリーが6アンダー66の好スコアで回り、1打差（単独2位）に迫っている。

「毎日5アンダーが自分にとってのノルマ。今日は1ストローク足りなかった（4アンダー）から、明日その分を獲り返し、6アンダーをマークしようと思っている。通算20アンダーまでスコアを伸ばせば優勝できるだろう。ただしアーロン（バデリー）が何かとんでもないことをしない限りはね（笑）」とトーナメントリーダーのアレンビー。今季米ツアーで活躍し、世界ランク18位のバデリーをアレンビーがしっかりとマーク。過去2勝と相性の良い大会だけに、アレンビーは先輩の意地にかけても負けられない。

　その他、通算5アンダー3位タイで期待の新鋭ローリー・マッキルロイ（北アイルランド）、売り出し中のダニエル・チョプラ（スウェーデン）らが続いた。さらに、スチュアート・アップルビー（豪）、ロッド・パンプリング（豪）の実力者が通算4アンダー8位タイに控え、虎視眈々と上位を伺っている。