石川遼「優勝争いに絡めれば」 入れ替え戦開幕前インタビュー
2017年8月31日(木)午後4:03
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―オープンウィークは何をしていたか
練習だけですけど、いい準備ができたと思いますし、頑張りたいですね。
―2013年以来の入れ替え戦ですが、率直な感想は
もろに空気を感じることはないです。まわりも普通の試合って感じですし、自分が今どの試合に出ていても、どこにいてもやるべきことは変わりません。やはり試合で勝つということしかない、これがもっと小さい大会でも関係ないですし、同じくらい緊張します。何も変わらないと思います。
―前回の入れ替え戦を踏まえて、勝つために必要なものは
必要なものは、実力と技術、絶対にうまい人が上位に残る。そのときに勢いのある選手、力を出せた選手が上に残ると思う。(回れば)はっきりするし、いまの現状も分かると思います。このコースは前回もプレーしていて覚えているので楽しみです。
―レギュラーツアー最終戦後、気づけたことがあると言っていたが
どの試合に出ていても、どの1打も変わらない。問題はどこを意識して、目指して戦うかという事だと思う。日本ツアーでも、PGAでもこの下部ツアーでも自分がどこを目指しているか忘れずにプレー出来れば自分は全く問題ないですし、それがプレーにも出ると思う。自分が何を意識しているかを忘れずにやりたいです。
―今シーズンを振り返って
今年だけじゃないですけど、自分の目標が定まっていなかった。これから先どこを目指していくか、人に聞かれればここを目指すというのはありますが、具体的に何を今年、来年、2年後、3年後やるべきか、先のプランが無かった。山があって、登りたいと分かっていても、下の方でグルグル回っているだけ。登る山の方向や頂点が分からないと、自分が前を向いて歩いていても全く違う方向だったり、進んでる方向が逆ってこともあると思う。ビジョン、頂点が見えていれば登るだけだし、その山の道は真っすぐではないですけど、方向が見えれば進むだけなので、ここ数年見えていなくてグルグル回っている感覚です。
―最後に意気込みを
優勝争いをすることです。ウィンダムチャンピオンシップに出場した時は予選を通過して、40位前後のプレーでしたが、あのプレーが出来ればここだともう少し上にいけるかなって参考になりました。さらにもう少し良いプレーができればここでも上位に、優勝争いができるんじゃないかっていうのが見えているので、やるべきことをやって優勝争いに絡めればと思います。