2年に一度の米欧決戦 ソルハイムカップが現地時間19日、アイオワ州デモインG＆CCを舞台に2日目の競技を終了。米国チームが10.5対5.5と欧州チームから5ポイントのリードを奪い、最終日を迎える。

　初日に3ポイントのアドバンテージを得た米国チームは、この日も優位に試合を運ぶ。午前のフォーサム（1つのボールを2人が交互に打つ）の第1試合でクリスティー・カー（米）＆レクシー・トンプソン（米）組は、8番から3連続でポイントを挙げるなど、5＆3とジョディ・エワート（英）＆キャロライン・マッソン（独）組を圧倒。続くポーラ・クリーマー（米）＆オースティン・アーンスト（米）組も、メリッサ・レイド（英）＆エミリー・ペデルセン（デンマーク）組を5＆3で下す。

　しかし、第3試合はアンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）＆ジョージア・ホール（英）組、第4試合はカトリオーナ・マシュー（スコットランド）＆カリーン・イシャー（仏）組がそれぞれ2＆1と米国チームを下し、午前のフォーサムは2対2で終えた。

　迎えた後半のフォーボール（2人のうち良い方のスコアを採用）では、この日も米国チームが欧州チームを圧倒する。ブリタニー・リンシコム（米）＆ブリタニー・ラング（米）組がレイド＆カルロタ・シガンダ（スペイン）組を2UPで下す。第2試合は欧州チームに奪われるも、クリーマー＆アーンスト組が2＆1、カー＆トンプソン組が4＆2で制し、米国チームが欧州チームに3対1で勝利している。

　なお、大会最終日はシングルス12試合が予定されている。