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R.カールソン奪首! M.ウィアーが3位タイ浮上

2007年11月17日(土)午前0:00

 ロバート・カールソン(スウェーデン)が2日間ノーボギーの完璧なゴルフで単独首位に躍り出た。

 早くも08年度シーズンがスタートした欧州ツアーのインターナショナルスケジュール第2弾(アジアンツアー共催)、UBS香港オープン(香港GC)は現地時間の16日、第2ラウンドの競技を終了。第1ラウンド3位タイにつけたカールソンが2日連続の6アンダー64をマークし、唯一人2ケタアンダー(通算12アンダー)にスコアを乗せ、トップに立った。

「このコースの攻略法を完全にマスターしたよ。ドライバーは6番ホールで1回使っただけ。パワーでねじ伏せようとしたらここでは痛い目に遭う。冷静な頭脳プレーを心がけなければ」と38歳のカールソン。これだけコンスタントにバーディを量産するのも凄いが、36ホール、ノーボギーのラウンドに本人も胸を張った。

 しかしその他の上位は混戦で、通算8アンダー単独2位にミゲール・A・ヒメネス(スペイン)が続き、通算7アンダー3位タイに9人がひしめいている。中でも初日82位タイと出遅れたトレバー・イメルマン(南ア)は、ノーボギーの8アンダー62と爆発し、一気に3位タイに上り詰めた。「ここのところ調子が悪かったから、ようやく噛み合ってホッとした」と決勝ラウンドでも大暴れの予感。

 また歴代マスターズチャンピオンの一人、マイク・ウィアー(カナダ)もこの日6つスコアを伸ばし、第1ラウンドの30位タイから3位タイへジャンプアップ。「パッティングが決まり始めた」と手応えを感じているようだ。

 一方、前日『62』でトーナメントをリードしたアジア最強の男、崔京周(韓)は、2オーバー72と乱れ、通算6アンダー12位タイに後退。逆に50位タイ発進のレティーフ・グーセン(南ア)は通算5アンダー20位タイに浮上している。

 日本勢は3人が出場していたが、竹本直哉が1アンダー69で回ったものの、初日の出遅れが響き、通算1オーバーでカットラインに2打及ばず予選落ち。清田太一郎、藤島豊和の両名は第1ラウンドより順位を落とし、それぞれ105位タイ、121位タイで決勝ラウンド進出を逃している。
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