米ツアー初優勝を狙う今田竜二が2位タイの好発進を切った。

　同ツアー最終戦のチルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシックがフロリダ州レイク・ブエナビスタのディズニーズ・マグノリアC（以下MG）とディズニーズ・パームC（以下PG）2コースを舞台に現地時間の1日開幕。この日6バーディ、ノーボギーの6アンダー66と爆発した今田（PG）が首位のJ.P.ヘイズ（米／MG）に1打差の2位タイにつけた。

　現在今田の賞金ランクは67位。上位30位以内に入れば来季マスターズ出場権を無条件で獲得することができるため、今大会での目標は上位に入ってトップ30に食い込むこと。さらには今季プレーオフで敗れて逃した初優勝への期待も膨らむ。しかし首位発進のヘイズは、同ランク123位と上位125位までに与えられる来季シード権確保に向け必死の形相。すでにシードは安泰の今田が、シード獲りに目の色を変える面々を相手に初勝利をもぎ取ることができるか、注目だ。

　その他今田と同じ2位タイにスコット・バープランク（米／PG）とキャメロン・ベックマン（米／MG）がつけ、5アンダー67、5位タイにティム・クラーク（南ア／MG）、ウッディ・オースティン（米／PG）ら。

　一方、賞金ランク146位と崖っぷちの丸山大輔（MG）は3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73とふるわず、106位タイと出遅れた。ティーショットは相変わらず好調だが、グリーンを狙うショットの精度が今ひとつ。パッティングにも精彩を欠いてシード獲りに黄信号がともった。

　また7月にプロ転向した16歳の日系ゴルファー、タッド・フジカワ（米／PG）は1アンダー71、72位タイからのスタート。