鬼門の初日で好スタートを切った松山「狙い通りのマネジメントが出来た」
2017年7月21日(金)午前9:51
全英オープン初日、松山英樹は首位と3打差の2アンダー、12位につけた。先月の全米オープンでは初日の82位から巻き返して2位でフィニッシュ、昨年の全米プロで4位に入った時も初日は4打差の21位だった。
今年の全英オープンは上々の滑り出しとなっただけにメジャー制覇へ向けて期待が膨らむ。
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初日を終えた松山は「思ったより気温が下がって無かったのでプレーはしやすかった。最後の方はちょっと眠くなるくらい暖かくなってきたけど上手くプレーできたと思う」とおどけて見せた。
現地で松山の18ホールを見たオンコースリポーターの杉澤伸章は「序盤はアイアンショットの調子が良すぎて、思ったよりも飛びすぎることがあったがフロント9の途中からアジャストしてきた。9番のセカンドショットも直前でクラブを変えてバーディチャンスにつけた」と解説するように、7番パー3、9番パー4では持ち味である精度の高いアイアンショットでバーディを奪った。
【オンコースリポーターの杉澤伸章】
世界ランキング2位で臨む今大会。優勝候補にも名を連ね、海外メディアからの注目度も高い中でスタートからホールアウトまで終始、落ち着いた表情で危なげないプレーを見せた松山。
4バーディ、2ボギーで終えた初日のプレーを振り返って「大きなミスはしていないけど、ショットやパッティングには課題がある」と反省しながらも「マネジメントの部分では良かった。初日と同じようなマネジメントを続けていけば2日目以降も面白くなる」とコース攻略の手応えを口にした。
【松山英樹 初日ホールバイホール】
初日は練習ラウンドでは吹いていない基本風とは真逆となる西よりの風が吹いた。一日に四季があると言われるほど目まぐるしく変わる天候に松山も警戒する。
「2日目は風向きがどうなるかわからない。明日の朝はスタートまで時間があるので、(風や天候などコンディションの変化を)頭の中に入れながらプレーたい」とコメント。
1WAYスタートの全英オープン。2日目の第1組は現地早朝の6時35分にティーオフ。午後スタート組の松山は現地15時10分と初日よりも約5時間遅いスタートとなる。スタートまでの時間の使い方も全英対策の重要なポイントとなるだろう。
(写真:Getty Images)
全英オープン
<テレビ放送予定> 1日目:7月20日(木)午後2:30~深夜4:00 2日目:7月21日(金)午後2:30~深夜4:00 3日目:7月22日(土)午後5:00~深夜4:00 ※最大延長午前 6:00 4日目:7月23日(日)午後4:00~深夜3:00 ※最大延長午前 7:00 <出演> 解説:佐藤信人(プロゴルファー・JGTO理事)、内藤雄士(ツアープロコーチ) 実況:薬師寺広・土居壮 ゲスト解説:矢野東プロ(2日目)、久保谷健一プロ(3日目)、塚田好宣プロ(4日目)
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