3日連続で日没サスペンデッドに見舞われる中、セルヒオ・ガルシア（スペイン）が優勝圏内にとどまった。

　欧州ツアーのマヨルカ・クラシック（スペイン、マヨルカ島プラGC）は現地時間の27日、順延となっていた第2ラウンドの続きと第3ラウンドを行ったが、進行が遅れて18人がホールアウトできないまま、再びサスペンデッドが決まった。

　そんな中、暫定首位に立ったのは約2年半ぶりのツアー通算3勝目を目指すロバート-ジャン・ダークセン（オランダ）でスコアは通算10アンダー（15ホール終了時点）。1打差の暫定2位タイに、第3ラウンド6アンダー64の好スコアをマークしたグレゴリー・ボールディ（仏）とジャン-フランシス・ルキン（仏／15ホール終了）の2人が続いた。

　昨年の今大会で惜しくも地元優勝を逃し2位に甘んじたガルシアは第3ラウンド、残り1ホールまでプレーして1バーディ、1ボギーのイーブンパー。通算5アンダーとスコアを伸ばしきれなかったが、暫定トップとは5打差の暫定8位につけ、最終日での逆転を狙っている。

　しかし今大会出場者中、もっとも賞金ランク上位のニコラス・ファース（スウェーデン／同ランク5位）は15番までに8つスコアを落とす大乱調で通算3オーバー。予選ラウンド終了時点の5位タイから暫定53位タイへ大きく後退した。