大失速から見事な切り替えで逆転優勝 ジェイソン・ダフナーの4日間
2017年6月6日(火)午後0:00
PGAツアーのザ・メモリアルトーナメント(オハイオ州ミュアフィールドヴィレッジGC)で、ジェイソン・ダフナー(米)が通算13アンダーで今季初勝利を挙げた。
初日、2日目を共に「65」でラウンドしたダフナーは、週末を前に2位以下に5打差と大きなアドバンテージを得ていたが、ムービングサタデーで「77」と大失速。序盤の4連続ボギーなどが響き、独走状態から一転して最終日は4打差を追いかける展開となった。
しかし、ダフナーは見事な修正能力を見せる。前半をイーブンパーでしのぐと、サンデーバックナインはノーボギーの4アンダー。ドライバーの飛距離もよく出て17番では357Yをマークし、セカンドをウェッジでピンそばに寄せてバーディ。最終18番では10メートル近いパーパットをねじ込むと、終わってみれば後続に3打差をつける快勝となった。
「土曜日はベストな状態ではなかったが、トーナメントは72ホールだから、すぐに切り替える必要があった」と、ジェットコースターのような4日間を振り返ったダフナー。1983年以降のツアー優勝者のなかで、3日目の「77」は史上2番目に悪いスコアだったが、見事に跳ね返してトロフィを手中に収めた。そして、自身ツアー通算5勝目は2週後に迫った全米オープンに向けても弾みをつける1勝となるだろう。
J.ダフナーの使用ギア
ボール:NEW プロV1x
ドライバー:917D2(10.5度)
フェアウェイウッド:915F(21度)
アイアン:716 AP2(#4-PW)
ウェッジ:ボーケイ・デザイン SM6(52度、56度、60度)
パター:スコッティ・キャメロン フューチュラ5S
ザ・メモリアルトーナメントで優勝したタイトリスト総合契約のジェイソン・ダフナー(NEW プロV1x使用)の使用ドライバーは「917D2」。最終日17番では、自身にとって今大会最長となる357Yをマーク。また、タイトリスト・ゴルフボールは今大会においても使用率No.1を獲得した。
さらに、欧州男子ツアー「ノルデアマスターズ」で、タイトリスト総合契約のレナート・パラトーレ(NEW プロV1x使用)が混戦を制し、若干20歳にして初優勝。国内男子メジャー「日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills」ではショーン・ノリス(プロV1x使用)がメジャー初制覇を達成したほか、米国女子ツアー「ショップライトLPGAクラシックby Acer」ではキム・インキョン(プロV1使用)がツアー通算5勝目をあげている。
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