スーザン・ピーターセン（ノルウェー）に今季4勝目が転がり込んだ。

　韓国が舞台の米女子ツアー、ハナ・バンク-コロン選手権（韓国、マウナ・オーシャンG＆リゾート）は、現地時間21日に最終ラウンドを行う予定だったが、モンスーンの影響でグリーンコンディションが悪化。選手たちはスタートしたものの、すぐに中止が決まって、朝のスコアは無効となり大会は2日間36ホールに短縮された。

　その結果、前日まで通算3アンダーで首位に立っていたピーターセンの優勝が決定。過去5年間、韓国選手に勝利を独占されていた大会で、欧米勢として初めて優勝した。

　ピーターセンは「韓国勢の連続優勝を止めることができてうれしい。韓国でのプレーは4回目だけど、次の機会にはもっとファンを喜ばせたい」と語った。

　ミケロブ・ウルトラ・オープンでのツアー初優勝以来、マクドナルドLPGA選手権でメジャーV、ロングスドラッグス・チャレンジでのロレーナ・オチョア（メキシコ）とのプレーオフでの勝利を重ねて躍進し、これが4勝目となったピーターセン。今季4勝は、7勝のオチョアに続く2位の勝ち星。賞金ランキング2位のポジションをキープして、終盤での逆転賞金女王を狙っている。